「アラジン」('16/8/16ソワレ)

チケットを譲っていただけることになって行って来ました(^^)
久しぶりの、「海」劇場です。



アラジン 東京
2016年8月16日(夜)公演  電通四季劇場[海]


††キャスト††

ジーニー 阿久津陽一郎
アラジン 海宝直人
ジャスミン 三井莉穂
ジャファー 本城裕二
イアーゴ 町田兼一
カシーム 松島勇気
オマール 山下啓太
バブカック 白瀬英典
王(サルタン) 石波義人

【男性アンサンブル】
渡邉寿宏/田井 啓/熊川剣一/提箸一平/深堀拓也/清川 晶/水原 俊/南 圭祐/山下純輝/永野亮比己/渡久山 慶/前田員範

【女性アンサンブル】
宮田 愛/吉田絢香/濱田恵里子/石戸瑶子/駅田郁美/小島光葉/矢野侑子


譲っていただくことになった時点では、ジーニーもアラジンも別の方でした。
そしたら、先週から、海宝さんがアラジン復活。
前回の登場時には、全然チケットが取れなくて、もう海宝さんのアラジンは無いんじゃないかなぁ…と諦めていたのに!
今週まで海宝さんとは限らないけど、可能性はある!
ということで、偶然譲っていただいたチケットが、私にとっては最高のプレミアムチケットになりました。

更に、今週に入ってジーニーが阿久津さんにチェンジ。
このキャスティングも発表されたときに、いつかは見てみたい!と思っていたものだったので、本当にラッキーでした。


以下、感想です。


ジーニー
オープニングに登場したときこそ、ああ、阿久津さんだなあと思ったけども。
どんどん阿久津さんという個人を離れて、ジーニーというキャラクターが立ってくる。
見た目は、もともと濃いお顔だちなので、メイクも映えるんだけど。
すっごくチャーミングで、素敵なジーニーでした。

「FLM」は登場シーンから、大笑い。
いきなり「コーラスライン」踊るし!
アラジンと出会ったときに「このあと、ぼくのビッグナンバーが控えてるからね」といっていたとおり、見事なビッグナンバーで、最高に楽しかったです。
大笑いしている観客に目線をばしっと投げたり、客席とのキャッチボールもありました。
美女と野獣」からのアリエル、そして「アンダー・ザ・シー」の流れも楽しかったです。
阿久津さんなんだから、ライオンキングネタもあってよかったのにね(笑)

役柄から、ちょっと太めに作っていらっしゃるけど、あんまり違和感はなかったです。
スーツの時はさすがにでかすぎ…と思ったけど。
あ、アロハもいまいち着こなせてなかったな。
(もうちょっとがばっとした感じのアロハの方がいいと思う)

私の中で、阿久津さんって、まじめな人、というイメージだったのですが、ジーニーとしてとっても自由に生きていらっしゃいました。
もう、大好き!
もちろん、私が一番好きなディズニーキャラクターがジーニーだというのは、以前にも書いたとおりなのですが・・・。
瀧山さんとは違うジーニーだと思うけど、阿久津さんのジーニーも大好き!

今回は、チケットを譲ってくれた知人と一緒の観劇だということもあってか、もしくはセンターブロック前方席ということもあってか(そう、すっごくいいお席だったんですよ!自力ではこんないい席、絶対取れない)、カテコでは、しっかと叫んでしまいました。

ジーニー!」って。

怖いねー。
かなりの無意識ですよ。
ほんと、気がついたら叫んでたって感じ。
ディズニーランドだと普通に叫んじゃうからね(^^;
おんなじノリでいってしまいました。

でもね、そんな風に思わせてくれるくらいに、阿久津さんがジーニーだった、ということなんですよ。
本当に、最高でした。


■アラジン
ちょっと、ジーニーに興奮しすぎましたが。
アラジンもよかったよ!
自分で「美青年」という台詞がありますが、本当に美青年だった。
胸板もしっかりしていて、ダンスも踊れて、歌も勿論上手い。
そして、見た目がノーブルなんですよ〜。

「ダイヤの原石」というのがぴったり。
本当に格好良かった。

前回のアラジンが、少年っぽく見えたのに対し、色気もあって、映画のアラジンの雰囲気も出ている。
これからも、他のお仕事の合間に、ちょいちょい出演していただきたいなあ。


ジャスミン
前回と違う人かな?
声が良く伸びていて、気持ちよかったです。
また、可愛らしいジャスミンでした。

特別な感想は…ごめんなさい、ないんですけど。
海宝さんのアラジンと並んで、見劣りも聞き劣りもしない、ジャスミンでした。


■ジャファーとイアーゴ
イアーゴって映画ではオウムでしたっけ?
そこをいじった台詞があるんですね。
たぶん、このお二人も前回とは違うんですが、悪役っぷりがよかったです。


■カシーム&オマール&バブカック
三人の歌は良かったですが、どうしてもバブカックに聞き惚れるわ。
ここにアラジンが入っても、バブカックの声がぼーんと出てくるし、とっても素敵なハイテナー。
バブカックの、人の台詞を食べ物と聞き間違えるっていうの、ベタなんだけど、笑える。


■その他
アンサンブルさんもダンスもいっぱいあって大変そう。
汗だらだらでしたから。
しっかり見分けられなかったけど、田井さんと水原さんと深堀さんはところどころで見分けられました。
あと、女性では矢野さん。
こちらも良いお声ですよね。
結構目立つソロがあって、嬉しかったです。

あと、やっぱり舞台装置などが豪華ですよね。
時々ある早変わりは、本当に「おおっ」ってなりますし、花火もすごい。
ファントムもこれくらいやってくれたらいいのに。
2幕はじめの銀テープは、本当に雨のように降ってくるし。
そして、絶対吊っているはずの魔法の絨毯も、全然仕掛けが見えなくて、すごい。
また、空を飛んでいるときに背景の星や、いつの間にか地球から飛び出しているという演出もいいなあ。

チケットさえ取れるなら、何度でも行きたい、そんな舞台です。
次に行けるのは、また1年後かな。
それでもいいけど、大阪でも見たいなあ。
たぶん、もっと笑いが起こって(関西圏以外の人には、きっと「大阪うるさい」とかいわれちゃうんだろけど)すっごい楽しいと思うのです。
東京の方は上品なので、手をたたいて大笑いとか、なさらないんですもん。
(基本、手をたたいてしまう。大阪在住ではないんだけども)

きっと、大阪人、大好きだと思う!
(いや、勿論、大阪人じゃなくても、大好きだけど!)