「オペラ座の怪人」観劇日記('23/2/4ソワレ)

 

オペラ座の怪人 大阪

2023年2月4日(土)夜 大阪四季劇場

オペラ座の怪人20230204

 

オペラ座の怪人20230204_2

 

 

キャスト

オペラ座の怪人 飯田洋輔

クリスティーヌ・ダーエ 藤原遙香

ラウル・シャニュイ 岸佳宏

カルロッタ・ジュディチェルリ 河村彩

メグ・ジリー 石橋杏実

マダム・ジリー 秋本みな子

ムッシュー・アンドレ 増田守人

ムッシュー・フィルマン 平良交一

ウバルド・ピアンジ 山口泰

ムッシュー・レイエ 日浦眞矩

ムッシュー・ルフェーブル 志村要

ジョセフ・ブケー 見付祐一(※正しくは示ヘンの祐)

 

男性アンサンブル

高橋祐樹/渡辺吾郎/野村数幾/高桝裕一/新井克/吉田蓮/佐藤圭一

女性アンサンブル

杉山由衣/結城湊海/奥平光音/柳葉奈/高木千晶/中田成美/河津るり子/小田島礼奈/鮫嶋美里/森田美穂/新山ひなこ/中川奈々美

 

 

大阪で「オペラ座」をやる、ということで、いつか見に行こうかなーくらいの軽い気持ちでいたところ、飯田洋輔さんが怪人であることを知り、これは見ねば!と前日予約で行ってきました。

意外と久しぶり~、とわくわくと行ってきたわけですが。

正直、びっくりしました。

演出、変わってたんですね。

最初は、気のせいか?とも思ったのですが、いや違いますね。

えええ、そうなん? そうなん?

と、そういうことに気がとられ、いまいち、飯田さんの怪人を楽しみ切れなかった感ありです。

ああ、もったいねー。

 

とりあえず、気がついた、演出変更点をつらつらと覚書で書きます。

 

 

1.ハンニバル舞台稽古

 クリスティーヌとメグ、立ち位置を間違えたことに気が付いて

 (前)やっちゃったーという表情のあと、ブケーの梯子の後ろに隠れて移動

 (今回)メグ、あら?という顔で、堂々と移動・クリス、下手袖に消える

 

2.ハンニバルで新支配人に褒められて

 (前)特に台詞なし

 (今回)「ピアチェーレ」という

 

3.カルロッタの代役で歌う前に「誰に歌をならった」と聞かれて

 (前)「それが・・・言えないんです」

 (今回)「それが・・・わからないんです」

 

4.ラウルがクリスティーヌの楽屋に行く前に

 (前)「幼馴染らしいな」

 (今回)「知り合いらしいな」

 

5.ラウルに食事に誘われて

 (前)「私の先生は厳しいの」

 (今回)「エンジェル・オブ・ミュージックは厳しいの」

 

6.アンマスクで

 (前)最後にクリスティーヌに素顔を見せると、クリスははっと目を背ける

 (今回)顔を見せず、顔を伏せてうずくまる感じ。クリスは顔を背ける仕種なし

 

7.プリマドンナ(2幕)

 (前)歌うことを教えられ そのあげくが生贄に

 (今回)音楽を教えてくれた恩人を裏切るなんて(←記憶ちょっと曖昧)

 

8.ドン・ファンの勝利のけいこ場で

 (前)カルロッタ「ここに作曲家はいないわ」

    マダム・ジリー「そうでしょうか」

    カルロッタ「いても言えるわ」

 (今回)カルロッタ「ここに作曲家はいないわ・・・いても言えるわ」

     マダム・ジリー「そうでしょうか」

 

9.お墓にてクリス独唱

 (前)いつもあたたかく やさしかったあなた 今は冷たくて お墓の中

 (今回)歌詞が正確にわからないが、歌詞の順が逆

 

10.お墓にて(ラウル登場後)

 (前)ファントムとクリスティーヌの二重唱

 (今回)ファントム・クリスティーヌ・ラウルの三重唱(←ロンドン仕様)

 

11.ファントムの隠れ家にて、

 (今回)「醜さは顔にはないわ穢れは心の中よ」と言われて、クリスの言葉を聞いていないファントム

 

12.クリスティーヌにキスされて

 (今回)手をぴよぴよしたのち、うっとりとした表情、ラウルの存在を一瞬忘れて「あ、いたの」という反応

 

13.ラウルの縄をファントムが切ったあと

 (今回)すぐにラウルと抱き合わず、一瞬躊躇するクリスティー

 

14.ファントムに「二人して出て行け」と言われた後

 (今回)残ろうとするかのように立ち止まるクリスティーヌ、それを追い立てるファントム

 

15.追い立てられた後のクリスティー

 (今回)ラウルが引っ張っていこうとするのになおもとどまるクリスティー

 

16.マスカレードを歌いつつ

 (今回)オルゴールの猿をそっとなでるファントム

 

とりあえず、覚えているのがこれくらい。

11以降は、演出変更ではなくて、役者さんの演技かもしれませんが。

 

しかし、私が一番びっくりしたのは、やはり墓場の三重唱

 

ロンドンでしか見れないと思っていたのに・・・ここは嬉しい。

 

他にも変更あるのかなー。

慣れるまで、間違い探しに汲々としそう・・・。

 

ただ、間違い探しに夢中になって、飯田さんの美声を堪能とはいかず。

ついでに、そのせいもあってだと思うのですが、ファントムに感情移入もしきれず。

むー、ちょっと佐野さんファントムで、新演出見てみたいかも。

 

と、思ったのでした。