「ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー」('16/8/20)

当日は、物販が9:30からだったので、9時前に会場に着くように出かけました。
しかし、ちょっと甘かった?
物販の列は既に、長〜く伸びている。
人数を数えるのは心折れそうなので、列の長さが何歩あるかを数えてみたら、150歩ちょい。
2列に並んでいるから、1歩で二人として、300人か…。
もう一本前の電車に乗れば良かったな〜と後悔。
というのも、あと少し早ければ、日陰に並べたので。
炎天下、物販開始までの30分が辛かったー。

9時半少し前に列が進み出し、販売の場所にたどり着いたのは、20分くらい経ってからかな。
もちろん、そこでも並んだので、実際購入できたのは10時過ぎ。
既に、会場への入場が始まっていますが、その前に「ちいさなメダル」を引き替えて…。

物販スペースから階段を下りて行った先に、ゴーレムとキングスライムがいたんだけど、そこまで戻るには、暑いすぎる。
ここは、クーラーの効いている会場に入るがよかろう!
ついでに、座席も確認しよーっと。


以下、ネタバレが含まれるので、折り畳み。
ちょっと隙間も開けます。


















座席はアリーナ席南東。
そして、まさかの最前列。
ただ、ちょっと変則的な配置でもあり、センターのステージは近いけど、近すぎて高さのあるセンターステージの奥の方は見えません。
同じ理由で、北のステージ、西のステージも見えません。
(北のステージは上下するので見えるときもあるのですが)

アリーナ役の中川翔子さんが「全体を見るにはA席がおすすめ」と呟いていらっしゃいましたが、成る程です。
大阪のA席はスタンドの最上段のようなので、大阪ならスタンドS席かな。
もちろん、アリーナ席にはアリーナ席の良さがあります。
それは、臨場感。
目の前を役者さんが走り抜け、モンスターが徘徊する。
場面によっては、役者さんからイジってもらえる(笑)

でも、見えないのです。

先行抽選ではずれたときのことを考え、15:00公演も申し込んでおいてよかった…。
業者が違ったおかげか、午後公演はエリアが異なり、同じアリーナでも北西エリア。
座席位置もちょっと下がって、センターステージの映像も見やすかったです(比較的)

もちろん、こちらの座席は東ステージが壊滅的に見えませんでしたが。

午後からの公演と、午前の公演と、あわせて脳内補完。
できて、よかったなあ…。
もちろん、午前の部だけでも十分堪能できたんですけど、午後の部とあわせたことでよりよくなりました。
これで、あともう一回、スタンドで見ることができていたら…完璧だっただろうなあ。

北東エリア、南西エリアでも見て、南スタンドで見て、北スタンドで見たら、もっと完璧だけども!
(だとしたら、全部で6回見ないといけないけどね〜)

ここから、本編の感想です。
一応、午前と午後と分けて。


〈午前の部〉

オープニング、各シリーズの主人公が紹介されました。
最初、見えなかったので、主人公の紹介と気が付かなかったのですが、南ステージに5主人公の姿が見えて、わかりました。
5主人公、ちょっと遠目でしたが、杖といい、かぶり物といい、マントといい、そのもの!
以降は、それぞれのシリーズを思い出して、うるっと来てしまいました。

さらに、3の主人公が紹介され、いきなりオルテガ父さんとバラモスの戦いへ。
そして、アリアハンから旅立つ勇者。
パーティは、アリーナ、テリー、ヤンガス、パノン。

アリーナ、ちょっと声がイメージより高めですが、可愛い!
テリーは、思った以上に大人で、勇者を引っ張っている感じ。
ヤンガスは、ヤンガス
パノンは…ドラクエ界のお笑いって…ねえ?と思わせるものがあるw

ジパングと砂漠の国イシスのショーは、綺麗でした。
ポールダンスは初めて見たけど、すごいです。
ポールがちょっとぐらついているのが怖いけど。
そして、ジパングの女王様が衣裳も含め、めっちゃ綺麗!
音楽も懐かしくて、すっごい良かったです。

クリフトを探しているアリーナが、南東エリアのお客さんをいじっていました。
見えないけど。
スライムとメタルスライムが居たらしいです。
「倒したら経験値が手にはいるのかしら?」と言いつつ、「触れないでいきましょう」

サマンオサの王の異変について調べるところでは、各キャラが各エリアで村人(観客)から情報を収集。
見えないけど。
アリーナが、モンスターは王様に化けているのではという情報を手に入れ。
テリーが、「何か知らないか?目を逸らすな!」と笑いをとり、さらに「そこのインテリめがね!」と笑いをとったのち、「変化の杖」情報を得る。
ヤンガスが、正体を見破るためにどうしたらいいか?と村人に聞くと、ここは大きな声で「ラーの鏡!」「さすが大阪のお客さんは積極的でガスね!」
最後にパノンが、私たちのエリアで、「ラーの鏡」のある場所を「ざっくりこのへんの人達に聞いてみましょう」とふってくれました。
「えーどこだっけな?」と思っていたら、しっかりヒントもくれまして、大きな声で参加できました。

さて、南の洞窟。
ここでは、宝箱に反応するヤンガスとパノン。
「さっきの宝箱は全部ミミックだったじゃないか」とテリーの冷静なツッコミw
さらに、「1列で歩け」と指示するテリー。

━━┓
   ┗━━

↑これ、ちゃんと表示されるかな?
ゲームで1列に並んだキャラクターが、先頭の人と全く同じように歩く、あの感じをリアルで表現されていて、大笑いです。
(ここは東ステージで行われていたので、西方向からは見えないです)

その隊列からうっかり(?)はぐれたパノンは、再び私たちのエリアへ。
「ここは、ナニーイワのウメーダという町と聞いていますが」とお客さんに話しかけるパノン。
「もうちょっと反応を返してもらえないと〜」パノンが文句を言うと、スクリーンに文字が。

「へんじがない。
 ただのしかばねのようだ」


無事、ラーの鏡を手に入れた後も、観客いじりは続きます。
パノンがエリアを横断し、ラーの鏡で3人のお客さんを映します。
一人目のお客さんには「テリーさんの方が好みだわ、とか思っているんでしょ。」「テリーさんどうですか?」
それに対するテリー、「ミレイユに聞いてみないとな」ってお姉ちゃんの許可がいるのですね!
パノンから、「ミレイユって?」とツッコミが入り、ちょっとテリーもいじられていました。

その後は、闘技場へ。
ここで、マーニャとミネア登場。
さらにクリフト登場。
どうやら踊り子さんに見とれていたらしいクリフトに怒るアリーナ。
そして、バトルに。
アリーナ&クリフトvsバーサーカー
クリフトが「ザラキ」を唱えて、見事に失敗。
最後には効いていましたがw

第2戦は、なんと、ビアンカvsフローラ。
ビアンカ大好きなので、ここでついに叫んでしまう私。
思いっきり手を振ってしまいました。

第3戦。
テリー&ヤンガスvsあくましんかん&しりょうのきし。
モンスターに囲まれて、ちょっとピンチになったところで、トルネコ登場。
トルネコと一緒にステテコパンツを使ってダンス。
トルネコのソロダンスもあって(これは見事!)楽しかったです。
テリーも楽しそうに踊っていた!
でも、パノンから「踊らされていましたね」といわれると「お前は何も見ていない」、(観客に向かっても)「お前たちも何も見ていない」と言い切られてしまいました。


そのあと、サマンオサの王から、シルバーオーブの情報を得、幽霊船へ。
全てのオーブが揃ったところで、竜の女王登場です。
竜の女王を挟む女の子二人、あーリアルだとこんな感じか!

ラーミア登場で、ラーミアの足が勇者の頭にぶつかったのはご愛敬?
あんまり見事にぶつかって、手で払っていたので、演出?と思ってしまったですよ。
勇者がラーミアに捕まって退場し、第1部終了です。


ここまでで、約1時間10分。
20分の休憩を挟み、第2部です。


第2部は、バラモスとの戦いから。
無事、バラモスを倒すと、アレフガルドへとばされる勇者パーティ。
アレフガルド、暗いです。
ゾーマの名前を聞くだけで、おびえる人々。

でも、この人たちなら…とゾーマの城へいく方法を教えてもらい、虹のしずくを手に入れるための三点セット、雨雲の杖、太陽の石、聖なる守りを三手に別れて探しに。
あ、それぞれで行くの? 意外とさらっと描くのね…。

三点セットを揃えると、精霊ルビス復活!
そうよね! ドラクエ初期三部作には、精霊ルビスがいなくちゃね!
虹のしずくで虹の橋がかかる演出は綺麗でした。
手首に装着していた装置がひかり、客席を七色に染めていきます。

で、ここで、「ひかりの玉」を竜の女王からもらったらしいんですが…。
全然、気が付かなかった…。
というか、ルビスからもらったと思っていた。
台詞で、「竜の女王からもらった…」とあって、「え?女王、いつ渡した?」って素でなってしまいました。

閑話休題

このあと、個人的には、一番のクライマックス。
オルテガ父さんとキングヒドラの戦いに遭遇。
ゲームでは、助けに行きたくても、進めなかったシーン。
ここでは、仲間たちに引き留められて…行けなかった勇者。

キングヒドラを倒したオルテガ父さんの元へ駆け寄る勇者だけど…オルテガ父さんはもう目が見えなくて、耳も聞こえなくて。
自分の前にいるのが息子だと気づかず、息子へのメッセージを伝える。

やはり、ここは泣ける。
自分がゲームをやっていたときの気持ちがそのまま蘇って、勇者の気持ちにリンクしてしまう。

そんな勇者に、オルテガの剣を差し出すテリー。
「父親の剣で戦え!」

この台詞もいいですよね。


そして、最終決戦、ゾーマとの戦い。
ゾーマいてつくはどう、これ、嫌いだったー。
せっかくかけた、魔法効果を全部消されるから。
でも、ここでは、ダメージを与える魔法になっていました。
…それでも嫌いなものは嫌いですけどw

それぞれが最強の技(魔法)を仕掛けても、まったくゾーマに届かない。
「ひかりの玉」を使っても、ダメージを与えられない…ってマジか!

勇者一人になって、勇者も倒れて、もう為すすべなし?
というときに、「自分の名前を思い出せ」と。

そして、現れる歴代の勇者。
勇者たちが自らの力を、3勇者にーと叫ぶと手首の装置(?)が再び光り出す。
おお、勇者たちのようにこれを掲げるのか?

と、勇者が立ち上がり、最後の魔法を唱えて、ゾーマを倒す、めでたしめでたし…。
あれ?そうなの? 

ヤンガスは、8主人公と再会して、大喜びしていて、それにはほっこり。
アリーナも、4主人公に久しぶりーとか言っていたのかな。
テリーは………まあ、「ふっ」とか笑っているだけっぽいですけどw

最後に、オルテガ父さん、母さん、子供勇者が現れ、幸せそうに笑いあって終わり。
…あかんやろー、これ。
また、泣かされるじゃないかっ。


そのあとは、エンディングで、キッズダンサーのダンス。
そして、四条畷学園高校のマーチングバンド。

役者さんが会場中を走り回って、観客とハイタッチ。
私は、ビアンカと8勇者、テリー(!)とハイタッチできました。

最後の最後、パーティのみんなが一人ずつはけていく中、テリーだけ冷めたモード。
でも、そのテリーが勇者を称える感じで、とっても盛り上がって終了。

すっごく楽しかったです。
…時間は、短かったけど。
第2部、エンディングを含めて1時間無かったw
第1部と比べると、物語がすんなり進んだ感じです。
(まあ、寄り道もなく、王道ストーリーになったからだろうけど)

一つだけ、難を言えば。
ごめんやけど、何で、四条畷学園高校やったん?
吹奏楽なら、淀工じゃないの?
もしくは大阪桐蔭とか。
マーチングでも、そうじゃないのかな。
もちろん、四条畷も一流なのかも!と思って期待してたのですが。
正直、ちょっと期待はずれでした。
管楽器の音がはずれたり、バランスが悪かったり。
時期的に、関西大会直前くらいだったから、四条畷でもコンクール組じゃない人達だったのかな。

最後、ロトのテーマを気持ちよく聞きたかったので、残念でした。



時間がかかったけど、とりあえず11:00の部の感想(レポ?)はここまで。
次回、15:00の部でわかった北西エリアのことなど書きたいと思います。


おまけ。
物販では、勇者スライムぬいぐるみと、マフラータオルと、勇者スライムTシャツと、ステテコパンツ2枚購入しました。
お土産のつもりだったステテコパンツ、まさか、劇中で使用するとは思わず。
…買っておいてよかったvv


††キャスト††
勇者 松浦司
テリー 風間俊介
アリーナ 中川翔子
パノン 田中精
ヤンガス 田尻茂一
トルネコ 芋洗坂係長/我善導
竜の女王 高橋洋子

オルテガ 柳瀬大輔
クリフト 福地教光
マーニャ 山根海音
ミネア 参河智嘉
ビアンカ 宮田麻帆
フローラ 杉本朝陽

その他、勇者たち、各地の王たち、バラモス、ゾーマ、等々…。
役者さんの名前書いてよーーー。
せめて、ゾーマだけでも…(涙)