未完 徒然6

Mr.Children Stadium Tour 未完 を見て思ったこと、いろいろ。
たいしたものではありませんが、ネタバレありますので、ご注意ください。




「I can make it」のあとのMC。


男っぽい曲が続いたので、ここで女性らしい曲を。
このために、私は朝から、ザクロジュースを飲み、豆乳(だったかな? イソフラボンだったかも?)を取って参りました。


男っぽい曲…そうなのか〜。
で、女性らしい曲、って何なのかな〜っ思っていたら「ラブソング」だそうです。
女性らしく柔らかく(だったか、とにかく女性らしく)歌うために、女性ホルモンをupさせるような食材を摂取してこられたとw

また、
「みなさんともう少しお近づきになりたい」
というお言葉。
センターステージにドラムセットが現れ、ここで、3曲。

初日は、「蜘蛛の糸」から元の場所に戻られたのも全然見えなくて、曲の最後の方で気が付いたていたらく。


「忘れ得ぬ人」は確かにちょっと女性らしいかも?

しかし。
「and I love You」は、十分に骨太なラブソングだけどなぁ。

そして、「and I love You」からの「タガタメ」
この流れ、最高でした。

「ディカプリオの出世作なら」と桜井さんが歌い出された瞬間に、またも「うおお〜」って叫んでました。
ただし、心の中でw

「タガタメ」はいつ聞いても、その時々の様々な出来事を想起させる、強いメッセージ性のある曲だと思う。
少年による事件を見たり聞いたりするたび、「被害者にも加害者にもなりうる子どもたち」に思いをはせずにはいられず。
初めて聞いたときも、勿論衝撃的でしたが、今、此の歌を桜井さんが「ラブソング」として歌うことの意味を思います。

もちろん、壮絶なラブソングだと思うのですが。
「子どもたち」を全身全霊で愛するラブソング。

ただただ抱き合って
愛すこと以外ない

振り絞るように、叫ぶように、まさに咆哮する桜井さんの声を聞きながら。
その思いに圧倒されてしまう、そんな瞬間でした。

凄かったです。


あと、もう一つ嬉しかったこと。
「タガタメ」で「この星を見てるのは」を

「このを見てるのは」

と歌って、そのまま長居の空の映像を映してくださったこと。

「この空を見てるのは」

画面に映し出された長居の空。
そこから、画面ではない長居の空に目を移す、たっぷりの間。

「君と僕とあと何人いるかな」
・・・うん、あと5万人かなあ。

5万人が同じ空を、同じ思いで眺めている。
みんなが、同じ思いで、いられたら、
誰も被害者にも加害者にもならずにすむかもしれないし、
それでももし被害者に、加害者になったとき、同じ思いになれるかもしれない。


そんなことを思ったのでした。