「SONG&DANCE 60 感謝の花束」('13/8/8ソワレ)

「SONG&DANCE 60 感謝の花束」

††キャスト††
ヴォーカルパート
芝清道
李涛
飯田達郎
光川愛
井上智恵
松元恵美

ダンスパート
西尾健治
松島勇気
朱涛
大森瑞樹
斎藤洋一郎
水原俊
松出直也
林晃平
坂田加奈子
須田綾乃
井上佳奈
高田直美
坂本すみれ
相馬杏奈
西田ゆりあ
加藤久美子


全国公演初日。
今回の「感謝の花束」は、「55STEPS」と「Spilit」を足して2で割った感じと聞いていました。
私は「Spilit」の方は観ていないのですが、成る程、「55STEPS」からのシーンはいくつかあって、懐かしくも思ったり。

しかし、この日は、緊急地震速報(間違いで良かった!)とびわこ大花火大会のおかげで、電車が遅れ、劇場に着いたのは6時35分。
エスカレーターを上っているところで、開演したらしく、1曲目は階段のところで見ていました。

そうよね、8月8日はびわこ大花火大会だってわかっていたはずなのに。
ついつい初日でソワレだーとか浮かれてしまっていましたわ(^^;


そんなわけでオーヴァチュアの演出は見られず、でしたが、以下、簡単な感想などー。


■愛した日々に悔いはない(コーラスライン
井上智恵さんのソロから女性ボーカルの3名で。
じっくり歌を聴かせる感じで、格好良かったです。


■生きているってすばらしい(ユタと不思議な仲間たち
ここで、座席の方へ案内されたので、はじめの方は観られず。
席に着いてから見ていたら、ダンスパートで格好良かったです。
ここは、次に見るときにはしっかり見直したいー。
そして、初めて飯田達郎さんの歌を聴きました。
低音部が格好いいですね。


■『キャッツ』メドレー
◆オーヴァチュア
思った以上に、「キャッツ」でした。
バイクの音とかに驚く猫たち。
その後も、「キャッツ」の音楽を使って何かをするというより、「キャッツ」を衣装無しで演じているという感じに見えました。

◆ジェリクルソング
「生まれたのかっ」は飯田さん。
「闇の中に」は松元さんかなー?って思いました。
そのあとは、わからずで、3番目か4番目くらいに斉藤さん。
「その孤独を」は光川さんだと思ったけど…違うかも。

◆鉄道猫
芝さんの歌から始まって、スキンブルは李涛さん。
幕間に、李涛さんのスキンブルを見られて泣いちゃった…と言っているお客さんも。
私は、李さんの猫はタガーしか見たことがないのですが、スキンブル可愛かったです。
階段とかを使って、機関車を作っていました。
ちょっと不安定な感じで怖かったけども。

◆マジック猫
李さんの歌から、松島さんのソロダンス。
松島さんの衣装は、ミストを意識した感じでした。
ぴちぴちでしたけどもw
くるくる回るのは軸もぶれず、とても綺麗でした。
早くから拍手が起きていたなあ。

◆メモリー
55だとここで、タガーが残るので、今回はミストが残るの?と思いましたが、それはなく。
その他の演出は、55と同じでした。
グリザは井上さん。ダンサーは須田さん。シラバブは松元さん。
須田さん、迫力が増していた。
何だか、凄みを感じました。
そして井上さんも、しっかりグリザでそこに立っていらっしゃって、その表情にちょっと胸が熱くなりました。
ラストの「明日が」は、上げないバージョン。
井上さんだったら上げるバージョンかなと期待したんですが。


■狂信者シモン(JCS)
歌は芝さんと西尾さん。
うーん、あんまり覚えていない。
でも、やっぱりジーザスの一場面ちっくだったような?


ヘロデ王の歌(JCS)
飯田さんヘロデ王、松元さんと井上さんがコーラス。
男性ダンサーさん達が足場にしがみついている様子が、ウィキのお猿さん達のよう…と思ってしまいました。
ハットをかぶった女性ダンサー三名。真ん中は加藤さんかな。
上の世界(ヘロデ王他)が結構お笑いな感じなのに比べ、女性ダンサーさんは格好良かったです。


■私はイエスがわからない(JCS)
光川さんマリア。
「愛の物語」〜リプライズ〜のアムネのように、幕の前で歌います。(位置取りも似ている)
でも、なんだか、ちょっと歌謡ショーのよう。
もうちょっと、マリアのドラマを感じさせて欲しかったかな。


■ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト(オペラ座の怪人
芝さんファントム。
55と同様の演出ですが、背景が鏡ではなくステンドグラス調。
やや安っぽく見えました。
あ、カンテラ部隊はいませんでした(笑)
プリマは基本的に笑顔で可愛い。
ファントムの魔力に弾かれていく不安とか、そういうのがもう少し出るといいな。
松島さんとのデュエットも、もう少し情感があって欲しいです。
なんだか、二人とも見ていて微笑ましいなー、可愛いなーって感じなので。


■マスカレード(オペラ座の怪人
前場面でクリスがささっと脇へよけたなーと思っていたら、続けてこのシーンに出るためでしたか。
「なんて!」「素晴らしい」からのソロはそれぞれ誰が歌っていたのか、全くわからず。
ラストで、プリマと松島さんを取り囲んだ人垣が割れると、松島さんの替わりに芝さんが。
でも、曲調から、終わりがやや不安定な感じで、場面転換が難しそうでした。


■ガイ・ライク・ユー(ノートルダムの鐘)
何故か、街灯が登場。
一瞬、「ミー&マイガール」か?と思いました。
李さんがカジモド。
飯田さんと光川さんと松島さん…って、さっき踊っていたのに!はやっ!…がガーゴイルです。
なんか、三人とも、カジモドへの愛がないわー。


■天使が僕に(ノートルダムの鐘)
李さんのソロ。
うん、なんだろう。李さんの歌って、一瞬テンポが遅れるんですよね。
遅れるというか、溜めが入るというか…。
人それぞれだとは思いますが、私は、その溜めに感情が入っているように感じられてすごく好きです。
ただ、シーンとしては、55の「ノートルダムの鐘」の方が感動したかな。


■パート・オブ・ユア・ワールド(リトルマーメイド)
青い布を使って、海の底感が出ていました。
特に光が当たって海面がキラキラしているのを見上げている感じがすごく綺麗でした。
歌は松元さん。
可愛かったですが、走りながら歌うときなど、ちょっと声がぶれたのが惜しかったです。


■キス・ザ・ガール(リトルマーメイド)
覚えてないー…けど、李さんが歌っていた気がする。
なんとなく、ノートルダムに繋がるお話に仕上がっているなーと思った記憶が。
※追記※
思い出しました。李さんと、4人のダンサーさんがマイクスタンド立てて、歌っていました。
李さんがリードボーカルで、他の4名がコーラス。
懐かしのグループサウンズっぽいです。


■愛せぬならば(美女と野獣
なだらかな階段が出てきて、芝さんが歌う。
歌い上げる感じではありましたが、切なさとかは足りない感じ。
そういう意味で、ここも歌謡ショーぽいかな。
お芝居の一部では無かった感じです。


■お洒落は私の切り札(アイーダ
井上さんのアムネ。
ちょっと持ったりした感じの白い衣装を脱ぎ捨て赤いドレス、その後ゴールドのドレスへと変化。
迫力が落ちないところは良かったですが。
ここでは、お客様参加のファッションショーが。

…感想は、「これは罰ゲームか?」です(^^;

エジプト風とか、まあいい。
チマチョゴリは可愛かった。
インディアンも、まあ、よいか。
しかし、花魁は、ちょっと…。
さらにラストの方の謎めきなキラキラ。
大阪のオバちゃん達なら、自分を笑いにする力があるから、ノリノリでできるか?
普通に見ていたら、あれは、絶対罰ゲームです(^^;;;

そして、ラストには、井上さんのドレスを広げるところは格好いい!と思ったけど、完成形は「サチコ」でしかなかった…。


■迷いつつ(アイーダ
李さんのソロから。
やはり、情感があっていいです。
途中で、飯田さん登場。
いまいち綺麗にハモリ切らずでした。
飯田さん、低音の方が魅力的だと思うんだけどな。
「今、愛のめざめが私を変える」とかすっごく素敵でした。


■サークル・オブ・ライフ(ライオンキング)
光川さんラフィキ。
これは、青山さんで聞きたかったかも。
コーラスは西尾さんと斉藤さんでした。
西尾さんの太鼓も良かったです。
この曲だったかなー? 須田さんと朱涛さんのデュエットで拍手が起こったの。
朱さんの腰(と言うより腹筋?)に手を当てて、身体を浮かせる須田さん。
凄かったです。

…あ、太鼓で思い出しました。
はじめの方の曲(どれだか忘れました)で太鼓とシンバルの演奏があったんですが、シンバルのリズムが時々ずれていて、うーんってなりました。
私のリズム感の方がおかしいのかな。
※追記※
これ、マスカレードでした。


■ようこそ劇場へ(アプローズ)
ここから2幕。
明るいままで、幕が開き、バーレッスン風景へ。
すっごい短い稽古着を着た男性ダンサーにちょっとびっくり。
アップをする松島さんの、ターンがものすごく見事でした。
でも、私はここからの「アプローズ」が好きだったので、ちょっと淋しかったです。


■ワン(ACL)
松元さんのソロから、ダンサーさんが増えていきます。
ここで、水原さんがハットを落としてしまってちょっと焦っていらっしゃいました。
客席まで転がらなくて良かったですね!


■ビー・アワ・ゲスト(美女と野獣
西尾さんと松島さんの歌から始まり、そこに斉藤さんが加わる…だったような?
うーん、見ていたときはわかっていたけど、忘れてしまったー。


■終わりなき夜(ライオンキング)
んー、この曲はないと聞いていたんですが…。
ダンスナンバーだったのと、終わりなき夜をいまいちわかっていないのとで、よくわかりません(^^;


サウンド・オブ・ミュージック(SOM)
井上さんのソロ。
スーツケースを持って登場したときから、マリア。
いきなり若返ってびっくりでした。さすが役者さんだー。
ラストは上手に去ろうとして、間違えたこっちこっちと下手に去っていくところなども、マリアらしかったです。


■もうすぐ十七歳(SOM)
松元さんリーズル、斎藤さんロルフ。
可愛かった!歌も良かった。
途中、松元さんがベンチにぶつかってしまったところはひやりでしたが、笑顔かわらず。
ここは、セットこそ違いますが、そのままSOMの世界でした。


■煉獄のおいらたち−暴走族−(夢から醒めた夢)
最初に、バイクのハンドルとライトだけの暴走族が走り回ってました。
その後、須田さんが登場して、彼らに「あっちへ行きな」という感じの合図をすると、去っていく人たち。
その際、「ぶるぶるぶる」とか「ぱらりらぱらりら〜」とか声で言っていくので、なんじゃそら?と客席から笑いが。
ここからは、須田さんを中心に、松島さん西尾さんとでタップ。
そして歌は李さん。
で、皆さんのダンス、格好良かったですが、一番格好いいなーと思ったのは李涛さんでした。
側宙とかありえなー!
李さんは最後まで歌わず途中で退場、ラストは西尾さんが締めていました。
※追記※
というか、李さんは「俺もここまで」まで歌ったですが、ダンスが続いて、もう一回「俺もここまで」があったんです。それを西尾さんが歌ってらっしゃったと。


■煉獄のおいらたち−ヤクザ−(夢から醒めた夢)
芝さんヤクザ。
で、後ろで壺振り光川さん。
男性ダンサーさん達が、丁半やってます。
台詞の時はみんなで聞き入って。
最後に光川さんが「お粗末な人生ね」


■煉獄のおいらたち−部長−(夢から醒めた夢)
サラリーマンたちと部長(飯田さん)。
吊革につかまっているシーンが好きです。
新聞を最後にくしゃくしゃにするので、新聞紙がぱりっとしていないのはちょっと残念。


アンパンマンのマーチ
部長を支えるために友達登場です。
ハーモニーが美しかったです。
あ、歌は、ヴォーカルの六名。


■友達はいいもんだ(ユタと不思議な仲間たち
続いて六名で。
ラストには、男性陣のキャンドルを女性陣が受け取って上手へはけて行かれました。


■明日は近づく(ジョン万次郎の夢)
ここは、残った男性三人のコーラスでしたが、すっごくかっこよい歌でした!
ジョン万は見ていないですが、一度是非見てみたい!


■すべての山へ登れ(SOM)
井上さんと皆さま。
みんなで歌っているより、秋山さん一人の方がすごいと思ってしまいます。
秋山さんってさすが…。


■心を開いて(ジョン万次郎の夢)
あんまり覚えいないなあ。
※追記※
芝さんから全員でのコーラス。
俳優さんが客席におりての握手ありでした。


■アンダー・ザ・シー(リトルマーメイド)
李さんセバス。
可愛かったし楽しかったです。
李さん以外はマーチング。
芝さんはシンバル。井上さんは55と同じ中太鼓でした。
西尾さんは五連太鼓。
松島さんがでっかい矢印をもって、今この人注目!的な動きをされていました。


■あきらめないで(ジョン万次郎の夢)
覚えていません。
やっぱり初めて聴いた曲とかは印象に残りにくいのかな。
※追記※
松元さんのソロでした。


■スーパースター(JCS)
55と同様の演出。
松島さんと斎藤さんが、男性ダンサーでした。
ここの場面で特に思ったのですが、斎藤さんのダンスがとってもキレがよくて、格好良かったです。
止めるところがぴたっと止まる感じ。


■アイ・ガット・リズム(CFY)
カーテンコール。
表拍での手拍子で、ここは裏拍でしょう!と思ってました(^^;


■愛をありがとう(夢から醒めた夢)
井上さんのピコ。
一緒に歌いたかったなー。



最後はお見送りでしたが、京都劇場ロビーが狭いので、ぎゅうぎゅうでした。
全然進めない。
西尾さんと坂田さんが、「お洒落」の写真受け渡しを担当されていたので、ちょっとゆっくりお顔を拝見できましたが、他の皆さまは全然無理でした。
劇場によっては大変そうです。


今回は、初見だったこともあってか、いまいち見切れ無かった感じです。
ダンスをもっと見ていきたいです。
どこを見ていいかわからず、見落としているところいっぱいありそう。
とりあえず、京都でもう一回見て、次は地元かな。
そのあと、大阪での公演も見られたらいいなあと思っています。