「Song&Dance 55steps」


ソンダン地元公演です。
会場は、ちょっと広いんじゃないかなあ…と心配していましたが、秋よりちょっと幅広くらいでしょうか。
大津で見たときよりは広くて、静岡で見たときよりは狭く。
まずまずよい感じです。

座席はサイドブロックでしたが、中央寄りで、段差もあり、全体を見渡せる観やすい席でしたvv
個々の役者さんを見るには、ちょっと遠いですが、ダンスを見るにはよい感じvv

残念だったのは、会場が白っぽい壁で、ライトが客席の方に向くと、客席がよく見えてしまうこと。
壁に光が反射して、ふっと現実に戻されてしまうんです。
照明効果がちょっと薄れてしまったかなー。

あと、音響がいまいち。
マイクがこもって聞こえて、ソロはともかく、コーラスになるとテープ?みたいに聞こえてしまって。
臨場感がなくなってしまいました。
アプローズやシャドーランド、飛躍に向かってなどのコーラス、好きなんですけど。

それでも、3ヶ月ぶりのソンダンはとっても楽しかったです。
以下、細かい感想など。


■オーヴァチュア
スモークが少ないのか…。
ミラーボールに乱反射する光が、いつもほど綺麗ではありませんでした。
クライマックスのムービングも、いまいち。
ライトじゃなく、照らされた客席が主役という演出?と感じさせるような照明でした。
残念ー。


■ようこそ劇場へ
女性ダンサーみてない…ごめんなさい。
男性は、下手から新庄さん・厂原さん・徳永さん。
…だと思います(ちょっと自信ない^^;)

岩崎さんのときは、岩崎さんだけ微妙にタイミングがずれるなあ…だったんですが、今回、3人とも結構ずれてます。
そして、身長が…。
厂原さんと新庄さん、入れ替える訳にはいかなかったんでしょうか?
あまりにも真ん中の厂原さんがちっちゃくて、バランスが悪く見えてしまいました。

徳永さんは、くるくるくる飛んで膝立ちしゅた!でちょっとバランス崩してましたが。


■アプローズ
飛び出してくる金久さん。
髪型が、ちょっとスポーツ刈りっぽく見えたのは…見間違いでしょうかw
そして、徳永さんのところは、花島さんかなー?上手から飛び出してきた人。
くるくるくるで、舞台横切りは厂原さん。
入れ替わるように、アクロバティックに舞台を横切る前田さん。
ここは、似たようなお二人が交差して、視覚的に面白かったです。

前後しますが、帽子を受け取る西尾さんが、格好良かったです。
何が違うというわけではないのですが、ただ受け取る…というのではなく、ちょっと一癖ある感じ。
また、アプローズでは、西尾さんのターンが素晴らしくて見ほれてしまいました。
軸はぶれないし、回転のスピードはすごいし、「なにこれー」です。

あと、ちょっと髪の伸びた斎藤さんが、素敵でした。
斎藤さんが、「あの音でー」で天を指すときの腕の動きが素敵w

ただ、歌が、臨場感がないのがホントに残念。
ここは、ラストで身体に歌が響き渡るのが好きなんだけどなー。
(勿論、ダンスも大好きですが)

そうそう、ここに金平さん、金森さん、村さんのご挨拶が入りますが…。
金森さんの口上が、すごく不自然に聞こえました。
以前は、開口がきついなあ…と思ったのが、なまってる??みたいに聞こえたのがびっくり。


■愛の物語
徳永さんのラダメス。
でっかくていいなあ。
見た目なら、十分、ラダメスで行けそうな気がします。
歌とか、どうなんだろうなあ…。


■勝利ほほえむ
李さん、決して悪くないんでしょうが、この歌が一番輝いてなく見えるのは、なんでかなー?
久しぶりに、腕直角に立てる振りをみて、嬉しかったですw
あと、両腕を振るダンスとかw


■星のさだめ
金平さんは、いつも通り。
しかし、お相手が金森さんで、だいぶ違う場面に見えました。
初め、音が低すぎてか、ちょっと音を外された金森さん。
しかし、そんなことを忘れさせる、見事な泣きの演技。
切なく歌い上げられた、星のさだめは、これだけで泣けちゃいそうでした。

天に腕を伸ばす演出も今回はないから…。
福岡でみたときの「怖さ」もなく、じんと胸にくる、「星のさだめ」になっていました。


■シャドーランド
下手通路そばだったので、福井さんが舞台に向かって行かれるのが見えました。
それが、「星のさだめ」のラストにかぶってしまったのが少し残念。
福井さんの動きは、ちょっとお疲れ?って風に見えました。
ここも、コーラスが好きで、それに負けない福井さんの「キッサボヤボ!」が好きなんですが。
コーラスが、生歌に聞こえなかったのが、ホントに残念ですー。


■早く王様になりたい
レフェリーは斎藤さんじゃないの?
斎藤さん、縄跳び隊&報道陣だったような。
結局見分けられなかったです。残念。
最後の「カーン」は笑いを取っていましたw
挑戦者のセコンドは、西尾さんですか?
こちらも自信なく。
髪を切ったチャンプセコンドの金久さんが、具志堅さんみたいに見えましたw


■最新ニュースのジャヴァ
ハーモニーが、素敵でしたーvv


■僕の願い
素晴らしい…。
もう、ここ、大好きなんですけど。
地上の人たちへの憧れと、あきらめと。
切なく、でも、希望を感じさせる李さんの演技と歌。
今回も、とっても素敵でした。


■トプシー・ターヴィー
ピンクドレス、厂原さん?
ちっちゃいわりに、立派な太ももで、かわいい顔だけど、ごっついw
メイドさんの西尾さんは、しっかり笑いをとっていましたw

ただ、ここも、カジモドが現れると一気に辛いシーンになってしまって。
そっと覗いているところも、切ないんですが。
壇上に連れて行かれてからは、見てるのが本当に辛いです。
拍手は出来ませんでした。


■ゴッド・ヘルプ
マスクを外す、外される演技がいいです。
あと、今回いいなあーと思ったのが、ロザリオを外すときの李さん。
すぐに外さず、思いを託すようにロザリオを握りしめ、ゆっくりと外す。
「皆、神の子」という歌詞とあいまって、カジモドの神への祈りを感じさせるような演技に見えました。


■チム・チム・チェリー
村さんがかわいかったvv
自転車が横切ったときは、客席からもちょっと「え?」見たいな反応がありましたw


■夢があるから
■手をすり抜けて
この歌は、織笠さんは音域が合っていないように感じて、歌いにくそうです。
去って行きかけて、振り返ったときの福井さんの辛そうな表情はよいなあ。
そして、二人のデュエットは、声質が全然ちがうので、混ざり合うことなく、ちゃんと二つの声が聞こえるのが好きです。


■ドレミの歌
連れさりは最前列の皆さまでした。
ここの、後ろの演奏隊の白ツナギさんは、西尾さんじゃないんですか?
白ツナギ…。
ラストは新庄さんだったし…。
同じ白ツナギじゃないのかなあ??


■パート・オブ・ユア・ワールド
なんだか、すっごくかわいかったですvv


■ビー・アワ・ゲスト
冒頭ソロの金久さん。
萩原さんの、綺麗といっていいくらいの格好良さと比べると、とってもかわいい感じです。
溌剌としていて、とにかく、かわいいなあvv ですw

西尾さんは、燕尾服になると、イメージが変わりますね。
というか、私のイメージがどうしても「WSS」のアクションなもので。
最初、西尾さんが見分けられなかったです。
燕尾服の西尾さんは、恰幅がよく、子爵様のようですw
そして、ぴょんぴょんと袖にはけていく西尾さんは…アクションのイメージとは全く違って、めっちゃかわいいvv
表情もアクションじゃなくて(当たり前ですが)、高貴な感じで、燕尾服も着慣れているように見えたのが素敵です。

ステッキ「ダダダダダ…」は、加藤さんばりの足伸ばしの方はいらっしゃらず残念ー。


■夢を配る
格好良かったです。
李さんの口上が、どんどん下手になっていくように思うのは…気のせいでしょうかw


■夢を続けて
■見果てぬ夢
一瞬、金平さんが小夜ちゃんになった?と思うような発音があったのは、きっと気のせいw
ユタの記憶がちょっと遠のいて、ペドロの歌に前ほど感動しなくなってきた気がします。


アレキサンダーズ・ラグタイムバンド
ぶん回しの厂原さんにドキドキ。
今回は、西尾さんを見ていたので、水原さんの格好良さを堪能しきれず勿体なかったです。

3人で踊るところの西尾さん。
決めポーズのぴたっとしたところ(初めのダダン!)とか、身体を前に傾けるところとか…。
そういうところでは、萩原さんの方が格好良かったかな。
でも、ターンはやっぱりすごく格好良い!
大人の男の余裕の表情、という感じなのもよかったです。


■名も知らぬ人
■二つの祖国
去っていくときの李さんが格好良い。
福井さんは、李さんを目で追い続けて欲しいなー。
二つの祖国は、どうしてもリサイタルっぽく見えてしまいます。


■炎の祈り
■バリ舞踊
果物載せて現れる女性陣に客席がざわつくw
そんな振り返らなくてもwとか思うくらいに、みんな後ろを見てはりました。

ガムランは、李さんの太鼓の音が力強く、印象に残っています。
ここの演奏は、いつ聴いてもいいなあ…。


■祖国
金森さんの祖国は、辛いです。
今回は、もう、最初から最後まで、「泣き」
私は、この歌に関しては、金森さんくらいの「泣き」の気持ちはありつつ、それを押し殺して歌っている、というのが好みです。
全面に悲しみ、苦しみが出ている金森さんの「祖国」は、ちょっと辛すぎます。

ラストに、4つの絞首台が現れるところも、辛かったです。


■ピラトの夢
…そうかー。
ユダとピラトかあ…。
と、今更のことを思いながら聞いていました。


■ラム・タム・タガー
李さんが要求していないのに、手拍子がw
李さんは、最初から最後まで、はじけまくりw
見ていて気持ちいいくらいに、はじけまくりw
「にゃーーー」って感じに叫んでる李さん、楽しそうですw

そして、楽しそうに踊っている李さんを見て、久々に李さんのフィエロが見たいなーと思ってしまいました。
55の海凱旋の後とか…李さんのフィエロ、ないかなぁ。


■メモリー
須田さん、格好良かったw
客席を通っていくとき、ちらっちらっと足元をご覧になっていました。
段差が不規則だからだろうなー。

福井さんが、歌い終わって、ちょっと織笠さんを見つめているところ。
気持ちがこもっているように見えてよかったです。


■ミュージック・オブ・ザ・ナイト
カンテラ隊のマント翻しは、70点くらい。
このマントばさーは、是非、夢醒めの仮面さんたちに習って見て欲しいw

今さんのクリスティーヌは初々しく可憐です。
そして、金久さん。
福岡の時より、優雅さが増したように思いました。
指先とかまで気を遣ってる?
しなやかで、綺麗でした。
階段下に消えていくときの表情は、しっかり見てましたが、笑顔過ぎず、いい感じでした。


■飛躍に向かって
金森さんは足でリズム取らないんだー。
男性のコーラスが格好いい所なんですが、ちょっとそれが堪能できなかったのが残念。


ブエノスアイレス
男性ダンサーさんが格好良かったです。
ただ、エバと最初にペアで踊る厂原さんがあまりにちっちゃくて、ちょっと可哀想でした。


■スターライト・エクスプレス
ここの照明、結構好きなんですけど、今回の会場では、いまいち生かし切れずでした。


■ヴァリエーションズ
加藤さん、しなやかでしたvv
そして、今回は、徳永さんがめっちゃかっこよかったです!
力強く、びしーって感じで!

新庄さんの動きも綺麗で、よかったですし。
結構、それぞれのダンサーさんを均等に見れた気がします。

やっぱり、ここのシーンよいなあvv
でも、出来たら、西尾さんとか萩原さんとかがここを踊ってるところも見たいなあ。


■スーパースター
やはり、西尾さんのターンは格好いい…vv
厂原さんは、元気いっぱいでかわいいです。

関係ありませんが、ミラーボール上って、転落防止柵ありませんでしたっけ?
全国公演ではないのかなあ?

金森さんのジーザスは、ちょっと渡辺さんの歌い方に似ていると思うのですが…どうでしょう?


■アイ・ガット・リズム
タップのお姉さんは、駅田さんかな?
斎藤さんが出てきて、オレンジ厂原さん。
斎藤さんはばしーんと駅田さんの手にタッチ。
痛そうに手を振って、軽く斎藤さんを睨む駅田さん。
厂原さんは、それに対して、優しく「ぱちん」。
駅田さんは、にっこり笑って、厂原さんをなでなでw

幕が開いてからのマーチングは、西尾さんの五連ドラムに釘付けでしたvv
こんなに、ドラムの音でてましたっけ?ってくらいに、ドラムの音がよく響いていて。
音が楽しいのーvv
もう一回、聞きたいですねーvv


恋のウォータールー
前田さんの伸身宙返り、スピードがあって大迫力でしたvv
舞台が奥行きがあるからかなーvv
宙返りの高さも素晴らしかったですvv


■魔法使いと私
スポットの当たり方がちょっとミス。
金平さんが、幕からのぞいたときに、ぱしっと決まりませんでした。
だから、そこでの拍手もちょっとまちまちになってしまいました。

ここの歌も、響き渡らず残念。
西尾さんが客席4列目くらいまで下りて、上手通路で歌ってらっしゃいました。
下手通路も女性ダンサーさんが歌ってらっしゃったんですが、見分けられませんでした。


■カーテンコール
結構早くからスタンディングで。
スライディングもありましたが、終演アナウンスで終わりでした。
ちょうど目の前が新庄さんでしたので、心の中で「同県人〜!!」と叫んでおきましたw


帰り道、ダンスをやっているらしい人の会話が聞こえてきて、楽しかったです。
自分たちのやっている練習が何のためのものかがわかったとか。
ひとつのダンスだけでなく、様々な種類のダンスを高いレベルで踊れるすごさとか。
とにかく大絶賛。

やはり、55のレベルは高いんだなあ…と嬉しく思いながら帰宅しました。
海の凱旋公演には、行けるかどうかわかりませんが、機会があれば行ければいいなーw