「アイーダ」

††キャスト††
アイーダ 井上智恵
アムネリス 大和貴恵
ラダメス 阿久津陽一郎
メレブ 金田暢彦
ゾーザー 飯野おさみ
アモナスロ 高林幸兵
ファラオ 維田修二
ネヘブカ 石倉康子


男性アンサンブル
黒川輝/朱涛/田井啓/徳永義満/品川芳晃/河野駿介/江田あつし/森健太郎


女性アンサンブル
加藤久美子/大村奈央/宝生慧/杏奈/高橋亜衣/濱田恵里子/駅田郁美



オフステイベント実施日。
座席は、2列目センターブロックです。


前回は、2階後方席でしたから、見え方が違います。
勿論、前回見たかった、大和さんのアムネリスをがっつりと見てきました!



冒頭、博物館のシーンで二人を見つめて穏やかに微笑むアムネをみて、既にうるり。
本当にイイ表情だったんですよ。
全てを乗り越えた、優しい表情。


声は迫力があったし。
兵士たちを見ないで、ついついアムネばかり見ておりました。


お洒落は、すごく可愛かったです。
やっぱり威厳のある王女様なんですが、大人可愛い感じ。
ファッションショーを見ながら、自分も!という演技。
裏に入っていくときに、ちらっと舞台を振り返ってにこっと笑っていくのも可愛い。
でも、あくまでも、大人可愛い感じで、王女らしくていいです。
あ、でも、スパは怖かったですよー。


寝室での「でも、素敵な晩餐会だったと思わない?」は、侍女に心配をかけるのは王女として相応しくないという感じかな。
弱みを見せないというか。


ゾーザーにもしっかり一睨みしているし、ファラオとして成長していく様子が見えました。
前方席で観ると、お化粧はそれほど気になりませんでした。
でも、お洒落くらい派手なメイクのほうが可愛いかも。
博物館のメイクは、ちょっと地味目なので(色も)もう少し工夫が出てくるともっといいな。


裁判では、「共に」でぐっと堪えてるのが、辛い。
でも、満点の星空の前に現れたときには、冒頭と同じ和やかな表情になっていて、それにやっぱりうるりです。
前席でみても、やっぱり大和さんのアムネは素敵でした。



その他は、ラダメスは前回のように「へぇい」と力が抜けたようなところもなかったし、「儚い喜び」でアイーダを優しく見つめているのもよかったし。
「わからないのか…」も「自分の気持ちが伝わらないのか…」という気持ちが表れていて良かったし。
大和さんがお好きだという「しはーい」は勿論しっかり出ていたしw
博物館で、戸惑うような表情から、にこやかになっていくところも、どや顔じゃなくてよかったしw
その他の、細かい反応は、やっぱりよかったので、満足。


アイーダは、「あの日は遠くに」の歌い出しや「ローブのダンス」の歌い出し、非常に迫力があって。
でも、「あなた達の望みは」からの声はやっぱりちょっと苦手。
ただ、そのとき、ぐっとローブを掴むところは見ていて力が入りました。
あ、あと、港について、奴隷登録(?)されているときのアイーダ、ネヘブカを抱きしめていたんだ。
ここ、基本、メレブをみているので気がつくのが今更となりました(^^;;


ゾーザーはアムネリスに説明しているときの「小娘が知恵をつけおって」的な一瞬現れる表情がよかったです。
あと、やっぱりゾーザー軍団と踊るときのゾーザー様はかっこいいわvv



今回、ローブのダンスと神の愛するヌビア、ゲバイヤで泣かされました。


言葉でなく、身体で感情を表現するヌビアの人々。
アイーダを求める人々のダンスは、胸を打つものがありました。
アイーダがローブを掴んだときの高揚感は、こちらにまで伝わるほどでした。


神を愛するヌビアでは、ネヘブカに泣かされた面も。
アイーダに答えて歌い出した後、諦めるものか!という強い思いを持って立ち上がるように見えました。
…いや、強い、とは違うかな。
ここで、諦めたら負ける、だから、諦めない、と必死で歯を食いしばって歌い上げている。
それは、もちろんネヘブカだけじゃないのですが、たまたま目の前にネヘブカがいたので、彼女に泣かされた感じ。
でも、みんなそういう気持ちなんだよなあ…。


ゲバイヤでは、ネヘブカが連れて行かれてからの、感情の爆発にやられました。


もともと、ヌビアの民のシーンは泣かされることが多いのですが、今回はそれがより強く出たようです。



カーテンコールでは、ゾーザー様と腕を組むアムネが、「うふっ」と可愛い。
一方のアイーダとラダメスは、いつも通り抱きついたり。
この日はラダメスからアイーダの頬にキスがあったり。
それを見ているゾーザーとアムネは、くすくすと楽しそうに見守っているのが素敵でした。