「アイーダ」

アイーダ
〜愛に生きた王女〜
東京アンコール公演

††キャスト††
アイーダ 秋夢子
アムネリス 大和貴恵
ラダメス 阿久津陽一郎
メレブ 大空卓鵬
ゾーザー 飯野おさみ
アモナスロ 川原洋一郎
ファラオ 石原義文
ネヘブカ 桜野あら

男性アンサンブル
脇坂真人/朱涛/田井啓/西尾健治/水原俊/中村巌/桧山憲/森健太郎
女性アンサンブル
加藤久美子/恒川愛/井上佳奈/小島光葉/柴田厚子/相馬杏奈/駅田郁美


今回のキャッチコピーは

人を愛することを恐れていては
何も始まらない。

らしいです。
(チラシを貰ってくるのを忘れたので、違ったらごめんなさい)


新グッズとして、メレブマスコットベアが発売されていました。
あと、ピンクと赤のチャーム?(よく見えなかった)
赤がラダメスで、ピンクがアイーダのイメージカラーですね。
でも、ちらっと見た感じでは色の違いがよくわからなかったです。
そして、メレブベア!
当然、連れて帰ってくるつもりだったんですが、タッチの差で、連れ帰る予定だったベアがよその人に買われていきました。
残ったベアは、残念ながら、私好みのお顔立ちではなく。
これは縁のものですから、今回は諦め。
もし次回以降、売り切れていたら、それも縁がなかったのだと諦めるしかありません。
器量よしの子と出会えるとよいなあ…。
でも、次回観劇予定(チケットを持っているの)は6月なので、売り切れかも(^^;
それまでに、メレブが変われば突発するかもしれませんけれども。
それも、また、縁です(^^)

さて、舞台の感想ですが…。
概ね予想通りかなあ。

ただ、前の方がちょっと背の高い方で、上手舞台がほぼ食だったのが辛かったです。
アムネの寝室シーンは、座っているアムネは完全に見えませんでした。
「許してメレブ」のシーンも、舞台上、無人状態。
ああ、どっちもどんな演技しているか見たいところなのに…。

アムネとアイーダのやり取り、どんな風にアムネを励ますのか、アムネはどう応じるのか。
メレブの手を外すときのアイーダはどんな風で、メレブはどんな表情をしていたのか。など。
ローブのダンスや、神の愛するヌビアでも、その付近の人たちの演技が見えなかったのが残念。
当然、ピラミッドを建てようで、上手付近での決めポーズするところもかなりの部分で食でした。
くーーーっ。改めて思い出すと、口惜しいなあ…。仕方ないことなんだけども。
最近、ここまで見えないことがなかったので、そういう巡り合わせだったと思うしかないですね。
そして、これだけ見えなかった舞台に、有賀さんが出演されていたら、きっと半端なくストレスだっただろうから、これもある意味よし…ということでしょう。
(そうそう、神の愛するヌビアで呆然と立っているメレブも隠れてたし)


■秋アイーダ
「ローブのダンス」のラスト、普通通りでした。
ビジュアルは最高です。すごく綺麗だし。
歌も、いい感じ?ちょっとこぶしっぽく感じる時がありました。


■阿久津ラダメス
大阪からさらに進化…という程には、わからなかったですが、さすがに安定の阿久津さん。
「勝利ほほえむ」は、すごく軽やかに歌っている感じでした。
それが、後半に行くにつれて、歌い上げる系に変わっていきました。
気持ちの籠もっている、いい歌だったと思います。


■大和アムネ
ちょっと声が籠もり気味?
いまいち、本調子でない歌のような気がしました。
可愛いんだけど、大阪のころのような新鮮みが薄れたかなあ?
それだけ演じ込んでこられたということかな。


■大空メレブ
冷静でクールなメレブ。
台詞がとにかく冷静で、知的な感じでしょうか。
感情が激する…という感じではなかったかなあ。
歌は、「ありえーないー」もちゃんと出ていましたが、楽々って感じではなかったかな。


■飯野ゾーザー
言うこと無し。
ピラミッドを建てようのラストは、しっかり上げてこられていました。
格好良かったなあ。
晩餐会では、砒素をもる部下をすっと手を挙げて呼び寄せるのが素敵でした。


■男性アンサンブル2枠さん
今回、自分として一番の目玉は、この方でした。
ピラミッドを建てようの、暗殺シーンのあとのセンターでのダンス。
前回東京で、ちょっと違うと思い、大阪で、振付変わった?と思ったところ。
ここが、脇坂さんだときっと格好良いはずーと期待。
でも、残念ながら、やっぱり往年の格好良さは無かったです。
ジャンプするところとか、ちょっと身体が重そう…と感じたり。
でも、足を上げるところ等、格好いい!というところもいっぱいありました。
そして、ヌビアの民での台詞は、2枠さんに戻っていました。
ただ、この台詞が2枠さんから3枠さんに移った関係で変わったのかなあ?と思っていた動きは、そのまま。
具体的に書くと、「お許し下さい王女様」のあと、赤ちゃん抱いた女の人のところに駆け寄る2枠さんの動きは無いまま。
今回は、朱さんがダッシュで彼女の所に駆け寄っていました。
そっかー、ここは変わったんやなーって思った次第です。


■その他のアンサンブルさん
男性アンサンブルさんが、結構見分けられました。
全般に背が高くて格好良いですね。
そんな中で、西尾さんだけ、詰め襟がきつそうでした。
ちょっと首が短めなのかも?

女性アンサンブルさんは、加藤さんだけ見分けられたかなー。
他はわかりませんでした。
ネヘブカは、アイーダを守るというよりアイーダに守られるポジションで、支える感じでなかったのが残念。
神を愛するヌビアのラストも、1オクターブ下を歌ってる感じでした。
あと、プールで泳ぐ人がいなくなってました。びっくり。


全体に、予想通りな公演。
予想以上に素晴らしかった!というところもなかったけど、予想以上に残念だったというところもなし。
(座席は残念でしたけど)
次回、もうちょっと熱い舞台を見られるといいなあ。