「シン・エヴァンゲリオン劇場版」※ネタバレ有※2

「シン・エヴァ」を観ての感想二回目です。

13日に二回目を観て、その後、yahooニュースなどで流れてくるネタバレ考察も読んで、Youtubeの考察動画もいくつか見て、「え?そうなん?」ってことがいっぱいありました。

 

その中で一番「え!!!」と思ったのが、駅にアスカもいた、ということ。

ええええええ、いた?

いたの?

全然気が付かなかった私、アスカ好きとして失格じゃないですか?

だめだめだ・・・。

 

あとは、元アスカに式波が食われるところで、カヲル君がいたということ。

 

この二つは、見落としていたところ。

 

 

あとは、考察としての、カヲル君はゲンドウであるという説。

電車からゲンドウが降りたのは、補完計画から降りたことのメタファー。

最後に駅からシンジが飛び出していったのは、運命のレールから外れたことのメタファー。

 

あと、元アスカは惣流らしい。(私が見た考察はそういう意見でした)

 

電車のメタファーは、言われてみればそうだよなあ・・・、でした。

 

ただ、カヲル君は、最初からゲンドウ君じゃなかったんではないのかなあと思っています。

旧劇のカヲル君は、純粋にアダムだったんじゃないのかなと思います。

シンジ君がやり直す世界では、微妙に設定がくるってやり直していくので、新劇の世界では、カヲル君にゲンドウの父性が混入したのではないか。

カヲル君にゲンドウ要素があるというのは、成程!ですし、納得です。

 

 

そんなことも思っていたら、もう一度、「シン・エヴァ」を観たくなりました。

そんなときに、27日から入場者プレゼントが新ポスターのカードになることや、28日に声優さんの舞台挨拶中継付きの上映会があることを知りました。

せっかくだし、中継付きの上映会行こうかなあとチケットを取り、本日見てきました。

 

行く前に、もう一度「破」を見返していきました。

本当は「Q」も見ていきたかったし、旧劇も見返しておきたかったのですが、時間が足りず。

もっと言えば、、TVシリーズを全編見返したいのですが、これは昨年の再放送を録りためたものしかなくて。

録画忘れで、何話かとんでいるんですよね。

痛恨の極み!

 

とりあえず。

今日の課題は、カヲル君を見つけることと、アスカを確認すること。

 

まず、カヲル君。

いた。

でも、これは、見落とすって!

アスカに目が行ってしまいますもの、私は。

 

そして、アスカ。

いたーーーーーー!!!!

 

アスカ、いたよ(涙)

ベンチに座って、ゲームしてたっぽい。

 

そして、前回の感想で、私は、あっちの世界はあっちの世界で続いているんじゃないか、と書いたけれども。

改めてシンジ君の言葉を聞くと、「エヴァのいらない世界に作り替える」だから、みんなここにいるんだなと思いました。

だから、アスカもいるし。

駅にアスカがいて、ケンスケはいないけれど、きっとこの世界でもケンスケは「アスカはアスカだ」と受け入れていて、アスカも幸せになっているはず。

 

アスカはアスカで。

惣流も式波も関係なく、どっちも幸せになっているはず。

アスカも、ここにいたよーって確認できたことで、嬉しくて仕方なく。

私、泣きましたわ。

 

そういえば、冬月さんについても、マリのためにオーバーラッピング用のエヴァを準備してくれてたり、槍の作り方を教えてくれていたりと、実は味方だった(という軽い表現ではなかったけれども)といっている人がありましたが。

結局は、冬月さんはユイさんのためにゲンドウ君に付き合ってあげていて、最後はユイさんの願いを叶えたかったんでしょうね。

冬月さんとマリは、立場は違っても、結局は同じ目的のもと、行動していたのかなあと思いました。

 

イスカリオテのマリア君」は、冬月さんのネーミングというより、マリ自身がそう自称したのではないかなあ。

冬月さんやゲンドウ君と袂を分かつときに、「イスカリオテのマリア、なんちゃってね。では、おさらばです」とか、そんな風に言って去っていったのかなと思うのです。

 

ゲンドウ君も、シンジ君が毎回、相互性のある世界を望むもんだから、自分が人類補完計画の中心にならないとユイさんに会えないとか言っていましたし、ユイさんとつながっている人は実は円環の記憶が多少あったりするのではないかと思ったりします。

それなら、マリの言動もわかるし、実は冬月さん公認での裏切りだったかもしれないし。

マリとしては、シンジとアスカは守るべき子どもだったのかもなあ。

 

マリエンドと言われているけれども、シンジとマリが恋人同士としてこの世界に生きていくのか、それはわからない。

そうであってもいいし、仲の良い姉弟のように、互いに別の恋人を得ても、いいなと思う。

 

 

舞台挨拶は、登壇者が多くて、それぞれのお話が短めだったのが残念でしたが。

石田さんの加持さんとカヲル君が二人でいた説明が、成程すぎてさすがでした。

あと、緒方さんが、自分は全員を送り出して、最後にそこにいたから(最後、大人になったシンジは演じていないから)まだ、あの世界にいるような気がする、とおっしゃっていましたが、そちらも納得というか、そうだよねという感じでした。

きっと、14歳のシンジ君はあの世界にいるんです。

 

3回目だけど、いろんなことが確認できたり、新たに思ったりできて、よかったです。

なんとなく、もう少し時間がたったら、4回目、行きそうな気がしています。

ネタバレ、いっぱい見て、本当にそう?って確認しに行きたいなあと思っています。