「アナと雪の女王2」(字幕)

字幕版を見てきました。

イディナ・メンゼルの歌を聞きたかったので、絶対字幕!と決めていたのですが。

美女と野獣の時は、結構長く、字幕もやっていたのに、地元では、12月26日で字幕版が終了したため、少し離れた映画館まで。

金曜日の夜だったから?

観客は私とあと1組のみ。

座席、選び放題です。

いつもは、エンドロールで出ていく人たちに前を横切られたくないので、はしっこに座るんですが、今回はこころおきなくど真ん中で鑑賞してきました。

 

感想は、字幕版が早く終了したのはなんとなくわかるな・・・というものでわかっていただける?

エルサの力の秘密が明かされるということですが、その設定ってもともとあったものなのか、それとも、後付けなのか。

映画を見た、私の感想としては、後付けじゃないの?と思うわけです。

前回の映画に伏線とか、あったと思えないので。

確かに、エルサの謎とか、回収されていない謎はあったかもしれませんが、伏線として何かをにおわせたようには、少なくとも私には思えなかったのです。

むしろ、謎は謎のまま、置きっぱなしでもいいやん、と思いました。

ほら、ジブリのアニメだと、回収されない謎、いっぱいあるじゃないですか。

もののけ姫」のサンの親はどういう人?とか。

ラピュタ」の城はなぜ放棄されたの?とか。

ハウルの動く城」のソフィの魔法はなぜ解けたの?とか。

語られていないけど、それぞれ見る人が読み取って、こうだという解釈をしていく。

それが面白い。

エルサの謎も、解明する必要、あったかな。

「真実の愛」の解釈を含め、見る人にゆだねたほうが、世界が広がるんじゃないかと。

 

「2」によって、解釈は一つにまとめられ、答えは出たけど、それってすこし残念です。

 

映像は、とても美しくて、さすがでした。

海の描写など、実写にしか見えないところもありました。

水の表現はどれもきれいでしたね。

 

歌も、よかったと思うのですが、「Let it Go」のような圧倒される歌ではなかったかな?(あくまでも私の感想ですが)

いくつか、ミュージックビデオ?と思うような演出の歌もあって、舞台ならありだけどさーって思いました。

とくに、クリストフの歌ね。

あーた、なにやってんの?とデヴィ夫人風に言いたくなりました。

 

面白かったのは、オラフによる、前回のあらすじ紹介。

エンドロール後には、今回のあらすじもありましたが、こちらも面白かったです。

 

でも、やっぱり前回に比べると、感動は薄いです。

もちろん、ひとそれぞれの感動があるので、今回も素晴らしいと思う人もいっぱいいるだろうなーって思います。

 

あと、前回は、終わってみれば、歌、めっちゃ少なかったやん!

でも、そんなの全然気にならなかったけどね!

でしたが、

 

今回は、歌が多いなー。独白は歌かー。

でした。

 

オラフは前回も無私の愛でしたが、今回もそうでしたね。

サラマンダーにかわいいキャラの座を奪われるかとも思いましたが、やはり一番かわいいのはオラフでしたw