「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
映画の日だったので、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見に行ってきました。
映画とか舞台とか、基本的に予習をしない方針の私ですが、今回は、それが大失敗。
この映画は、絶対に予習が必要でした。
レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットの映画だと思ったらだめでしたね。
見終わって、Twitter検索して、「絶対予習をしていくべき」「最低でも、シャロン・テートについては調べておくべき」とあって、で、「シャロン・テート」を検索して・・・大後悔でした。
なんで、あんなに年月日を強調するのかとか、本来はあそこで、ドキドキハラハラする仕掛けだったのにとか、さまざま、やってもーたー!
思い返したら、なるほど、そういう楽しみ方する映画だったのねーって。
とはいえ、落ちぶれたテレビ俳優であるディカプリオの演技は、本気で素晴らしかったので、十分楽しめたのではあるのですが。
リック・ダルトン(ディカプリオ)とクリフ・ブース(ブラッド・ピット)の友情がね。
兄弟以上、夫婦未満って・・・(笑)
飄々としたクリフ、メンタル強い。どんなことも、受け止める。ものすごく安定していて、見ていても安心できる。
リックは、どんだけメンタル弱いねん。「もう真ん中には戻れないよ」的なことを言われて、ぐしぐし泣きだして、クリフに「泣いている顔を見せるな」ってサングラスをかけさせられるのとか、ちょっとびっくりよ。
そんな凸凹なコンビが、とってもいとおしい映画でした。
ああ、だからこそ、ラスト13分がもったいなかったんだけどね。
予習していたら、正しく、楽しめたのに・・・。
ただ、こうして反芻していても、(もったいないと思いつつも)、楽しめてしまう映画でした。
ネタバレしていても、もう一回見たいなあ、と思うくらいに。