「リトルマーメイド」('17/4/2マチネ)

4月になりました。
名古屋はいいお天気。

今年に入って4度目の「リトルマーメイド」です。


これから忙しくなるので、そのための元気をチャージするためです。


リトルマーメイド 名古屋
2017年4月2日(昼)公演  名古屋四季劇場

††キャスト††

アリエル 齋藤 舞
エリック 上川一哉
アースラ 恒川 愛
トリトン 村 俊英
セバスチャン 有賀光一
スカットル 川口雄二
グリムスビー 岡粼克哉
フランダー 渡邊寛中
フロットサム 一和洋輔
ジェットサム 八百亮輔
シェフ・ルイ/リーワード 林 和男

【男性アンサンブル】
黒田大夢/嶺山秀平/多比良龍一/佐瀬龍城/中村智志/大森瑞樹

【女性アンサンブル】
郄岡育衣/山西里奈/芦澤瑞貴/大和貴恵/久保佳那子/立川真衣/原口明子


さすがにこれだけ立て続けに見ると、音楽が頭の中に流れてきますね(^^;
そして、アンデルセンの「人魚姫」とは、全くの別物として「リトルマーメイド」を受け入れられるようになってきた自分に気が付く…。

アリエル、かわいいんだもんなー。
人間の世界で、初めてみるものばかりではしゃいでいる姿とか。
王子の傍にいられることの幸せではち切れそうな姿とか。
(でも、絶対この子は、アンデルセンの「人魚姫」とは別人だけど!)

エリックがちゃんとアリエルに惹かれるのもいい。
きっとアリエルは、なんだかんだ言って、「ロイヤルファミリー」らしさがあるんだろうな。
「人魚姫」は、所詮、拾われた女の子で、絶対結婚の対象にはならないもんな…。
(もし、彼女が助けた、と声に出して言えたとしても、きっと王子は彼女とは結婚しない気がする)

そして、村さんのトリトン王が、本当によいお声だから、うっとりするんですよねー。


さて、今日のセバスチャン。
に、行く前に。
前回、「かにちゃーん」って台詞があんまり好きじゃないと書いたんですが。
ここの一連の台詞、セバスチャンの本名なのかな?

というのは、先日、テレビで、「風間俊介(さん)はディズニーキャラクターについての50問全てに答えられる。○か×か。」というクイズをやっていて、セバスチャンの本名が聞かれたんですよ。
この本名は、日本バージョンでは呼ばれていないそうです。

「ホレイシオ・フェロニアス・イグナシアス・クラスタシアス・セバスチャン」

↑本名、これ。

「かにちゃーん」の前にこの名前、言ってますよね。
ただ、全部言っているかまでは、覚えてないんですけど(^^;

てっきり、「ホレイシオ」って枕詞みたいなもんだと思ってました。
加山雄三さんの「若大将」的な(古い)

そっかー、セバスチャンって、由緒正しき音楽家(もしくは芸術家)なんだな。
そうは全然見えないけどw


で、改めまして、今日のセバスチャン。

いやあ、相変わらず、格好いいと思う。
カニ故に、がに股なのと、カニ故に、ぎくしゃく歩くのは仕方ないけど、格好いい。

今日は「アンダー・ザ・シー」より「キッス・ザ・ガール」の方が素敵でした。
(もちろん、「アンダー・ザ・シー」も格好良かったけど!)

トリトン王とアリエルとエリックとの四重唱もやっぱり好きです。

そして、今日はセバスチャン(だけでないけど)、多くの笑いを取ってました!
あ、それから、前回気になった指揮も、いい感じになってました。
(というか、歌う人に指示を出すんじゃなく、どこまで声を伸ばすか、次の動きはどうか、といった指示になっていました)


「君のその気持ちがお父さんを傷つけているのかも知れないよ」

は、今日はちょっと説教気味。
もうちょっと、諭すような感じが私の好み。
アリエルには刺さらないけど、かつてお父さんに反抗したことのある娘ならだれでも心に刺さっちゃうような、心をぐっさりえぐっちゃう感じが好みです。

さっきも書いたけど、「キッス・ザ・ガール」は良かったです。
歌もいいけど、マイクを使ったムード作りもいい。
「アンダー・ザ・シー」はちょっとぜいぜい言っているように見えました。
有賀さん、頑張って!


話はそれますが。
「硬い男だ。………カニだけに?(にやり」(スカットル)
って台詞がありますが、それを受けて、
「私も骨のない男だ…」についつい「カニだけに?」って付け加えたくなるのって私だけですか?


と、関係ない話も書いてしまいましたが、今日も有賀さんをたっぷり見れてよかったです。
次は、いつになるだろう…。
当分は行けないだろうなあ…。


仕事も忙しそうなのに、気が付けば土日、ほぼ毎回どこかのチケットがある…。
(幸せなことなのですが、有賀さんの舞台を見に行けないのは辛い。こんなに近いところにいらっしゃるのに)

とりあえず、今日の有賀さんを心にしっかりとどめて、頑張ろうー!