「オーシャンズ11」(’14/10/26ソワレ)

オーシャンズ11」大阪公演


梅田芸術劇場にて。
久しぶりに、梅芸に大看板がかかっているのをみました。
やはり、こういうのがある方がうれしいですね(^^)

いつもと違うのは、チケットのもぎり位置も。
いつもだと、2階ロビーでもぎりですが、劇場の入り口でもぎってるー!
プログラム販売が、2階ロビーでした。
物販はなくて、プログラムだけ…なのは、少し寂しかったですが。

あと、いつもだと、今後の公演のチケットなんかも販売しているのが、今回はなくてそれも残念でした。
劇場内で販売されているチケット、結構いいお席が出ることがあるので。


公演時間は、東京公演と同じ。
キャストは一部変わっているので、お芝居自体、どう変わるか、楽しみ。


††キャスト††
ダニー・オーシャン 香取慎吾
ラスティ・ライアン 山本耕史
テス・オーシャン 観月ありさ

ベネディクト 橋本さとし
ダイアナ 霧矢大夢

ライナス 真田佑馬
イェン 平間壮一
ソール 治田敦
リヴィングストン 水田航生
バージル 安井謙太郎
ターク 萩谷慧悟
フランク 角川裕明
ルーベン 芋洗坂係長
バシャー ラッキィ池田

リカルド 花王おさむ
マイク 西野誠


青地が大阪公演からのキャストさん。
その他、アンサンブルさんにも変更がありましたが、とりあえず。


この日の座席は、びっくりのSS席!
まさか、とれるとは思っていなかったのでびっくりです。
しかも、行ってみると最前列! ひゃー。
5列とあったので、どんなに前でも2列目だと思っていました。
(オケピがあるときの梅芸は4列目が最前列なので)

とりあえず…のつもりで座ったところ、ラスベガスシートのお客さんを案内する係りの方と目が合いました。
ラスベガスシートのお客さんを舞台のカジノに案内する係りの人ですが、役者さん…ですよね?(マイクをつけていなかったから違うのかも?)

係りのお兄さんは、「ようこそ、ラスベガスへ」と声をかけてくださいました。
お兄さん曰く、「この白い線からこちらはラスベガスです。ここから先は梅田の街です」だそうです。

なるほど、そういう設定だったんですね。
お兄さんは、ラスベガスシートのお客さんの合間に最前列のお客さんにもちょいちょい声をかけてくださいました。
途中で、ウッズ夫妻も出てきて、こちらもお客いじりをしていかれました。
奥様は、空いている席に「あら? 空いているの?」とお座りになったり。
楽しかったものですから、とりあえず座ったつもりが、結局開演までそこにおりました。

ちなみに、ラスベガスシートのお客さん。
みなさん、結婚式のようにきらびやかでした。


さて、この日のベネディクトのオフィス。
コロラドの森に、小枝を拾いにいこうと話していたんだ」
…いまいちw


演技指導は、ソール。
「あたたかく見守ってください」と前置きして、ホテルに潜入するのだから、各国語がはなせないといけない、少なくとも4カ国語。と言って、実演。
英語〜フランス語〜中国語?〜ハングルの4つ。
で、リビングストンにやらせる。
リビングストンは「アニョハセヨ〜カムサハムニダ〜サランヘヨ」とほにゃらら〜と返します。
それに対して、「南風じゃなく、北風だ!」と某国国営放送のアナウンサー風に話すソール。
同じように、アナウンサー風に力強く言うリビングストン。
一通り終わったところで、つかつかと前に出てくるダニー。
「…あたたかく見守っていたが……完成度が高い!」
そのあとは、ラスティのかけ声で解散でしたが、北風でおっしゃったので、一瞬、しーん。
舞台上の皆様にも伝わらなかったらしく、若干、間の抜けたところで「解散!」でした。


ジョンソン医師は、風船をつけたロシアンルーレット風のおもちゃを片手に登場。
「ジョンソンでしゅ」で「かち」
ちょっと、びびるベネディクト。
「どきどきしゅるでしょ?」
救急処置をしながらも、「かち」っとやるので、こちらもどきどきです。
ベネディクトさんも「いっそ割ってくれ!」とびくびく。
もう、割れないのかなー?と思ったラストで見事に割れて、びくっとなりました。
(しかし、はけてすぐに「♪パラディソの地下〜」と出てくるラスティは格好良いvv)


ダニーのニセモノ登場では、ラスティは登場シーンこそ前にいるけど、すぐに後方に走っていってしまってちょっと残念でした。
ここは、中程通路あたりの方が楽しめそうです。
最後の方で、モロイ兄弟のどちらかが、目の前で「おれがダニー・オーシャンだ!」と警備員に言って、「お前だけは違う」と突っ込まれているのが見られたのが、前方で楽しめたところでしたw
このあと、去っていくラスティが、ベネディクトに向かって「一つだけ教えておく」
…………そのまま、退場。
ベネディクトさん「今夜、眠れないよ!」
楽しめましたw



ここからは、新しいキャストさんを見ての感想を。

■ソール
ロシアの大富豪というより…南米の怪しい商人って感じでした。
詐欺師感は、斉藤さんよりあるけど、うさんくささもたっぷり。
デパガのおばあちゃんとの恋は、斉藤さんの方がほのぼのしてる気がします。
貫禄あって、もともとのソールには、こちらの方が近いかなーって思いました。


■イェン
若くて可愛くて、なんだかやたら前髪を気にしていました。
すっごくかわいいなーって思いましたけども…。
イェンのソロを聴いていると、坂元さんの歌が蘇ってきて。
実は、今も、坂元さんの声が頭の中をぐるぐる廻っています。
大阪公演を見るまで、そんなに印象にあった歌じゃなかったのに…。
そして、最前列だと、結構イェンの声が聞こえるところが多くて、坂元さんの時に座りたかった…と、思ってしまいました。
なんだかね、やたらと坂元さんを思いだして、「あー、こんなんだったなあ」とか、「ここは、こうだった」とか、思ってしまったのです。
いやあ、自分で思っている以上に、坂元さんの声が好きだったのね、私。


■リカルド
変わっていることに、全く気がつかなかったです(^^;;
気のいいおじいちゃんでした。
敢えて言えば…ちょっと品がある感じでした。


■マイク
きらきらの、かわいい少年という感じでした。
スリーエンジェルズと混じると、女の子がもう1人?というくらいに可愛い。
歌に関しては、照井さんの方が深みのある声で、好みかなと思います。
ちょっと西野さんはちっちゃいので、3対1になったときに、女の子に負けちゃう感じなのもある。
ところで、西野さんって、何となく知っている名前だなあと思っていたら、元四季さんでした。
ウィキッドで何度か拝見していたらしい…。
らしいというのは、名前は覚えていても、舞台上での認識は出来ていなかったからです。
ごめんなさい。



一番前で見た「オーシャンズ11
細かいところまでよく見えて、あそこにあの人がいたのか!とか、こんなところであんなことしていたのか!とか、いろいろと楽しめました。
目の前で、ラスティが踊るのは格好良かったしvv
ダニーは、ちょっとおなかが気になった?
テスは…びっくりするほど、顔が小さくて、テレビで見るよりずっときらきらしていました。
ベネディクトさんは、悪い顔してました。

しかし、ラスティ、足が細くて…うらやましいw
そして、足捌きが格好良いのですよね。
途中、お顔を見ずに足ばっかり見てました。
だって、格好良いんですよ。

お話としては、何度も見て、深まる…という性質のものではなくて、お祭りという感じです。
小ネタにははまるけど、お話自体にははまらないかなー。
そういうお芝居だなと思いました。

豪華絢爛、とにかく楽しい。


この日の、香取さんの最後の挨拶は

「昨日、仕事で一度東京に帰りました。
今日、開演前に帰ってきました。
大変…ですが、それほどきつくないのは、このラスベガスの仲間達の居心地がいいから。

夢のラスベガスから、梅田の街へ、気をつけてお帰り下さい。

今夜、夢でお会いしましょう」


まさに、夢の舞台。