「CFY」

††キャスト††
ボビー・チャイルド 加藤敬二
ポリー・ベーカー 秋夢子
ランク・ホーキンス 志村要
アイリーン・ロス 増本藍
ベラ・ザングラー 広瀬彰勇
エベレット・ベーカー 石波義人
ボビーの母 斉藤昭子
テス 恒川愛
ユージーン・フォーダー 村瀬智弘
パトリシア・フォーダー 黒崎綾
ムース 白倉一成
サム 岩城雄太
ミンゴ 大塚俊
ビリー 石野喜一
パーキンス/カスタス 坂本剛
ジュニア 川村英
ピート 玉城任
ジミー 玉井晴章
ワイアット 澤村明仁
ハリー 大森瑞樹
パッツィー 鈴木真理
シーラ 柴田厚子
ミッツィー 大石真由
スージー 荒木美保
ルイーズ 坂本すみれ
ベッツィー 高田直美
マギー 須田綾乃
ベラ 伊藤典子
エレイン 井上佳奈



全国公演の地元公演。
地元の開館で購入したチケットです。
サイド最前列も残っていたんですが、ちょっとだけ後ろのサイド通路横席にしました。
でも、最前列でもよかったかなー。
次回まで覚えておこうっと。


昨年の京都公演と、だいぶキャストが変わっています。
もう2週間早ければ、ボビーも松島さんだったのですが、これは仕方ないこと。
次の機会に期待したいと思います。


■ボビー
気持ちよく踊っていらっしゃるように見えました。
見ていて楽しかったです。
Wザングラーは、シンクロが見事でした。



■ポリー
やっぱり台詞は、ちょっと訛ります。
歌でも気になるときも…。
ボビーを振り回すところ(酒場で)は、加藤さんが飛んでいるようにしか見えないので、もうちょっと息があうといいなあ。
ボビーが帰った後、ザングラーに「大丈夫かね?」と声をかけられるときの表情が良かったです。
ものすごい複雑な心情を表していて…でも、振り返るときには、にっこり。
全体に、男っぽい女の子で、結構乱暴者?
アイリーンとちょっとかぶるくらいの気の強さで、ボビーはそういう女の子が好きなんだなあと思ったり。



■ランク
荒々しいんだけど、荒くれ者って感じは少ない。
志村さん自身のほんわかした空気がどこかに残ってる感じで、アイリーンにしっかり丸め込まれるのが納得でした。



■アイリーン
増本さん初めて。
格好良かったし、セクシーだった。
下品にならないのが良いです。
「おどき!」とテーブル周りの男性陣を一括するところ等、こちらまでびくっとしてしまいました。



■ザングラー
歌が上手い。
で、加藤さんとのシンクロが息がぴったりで素晴らしかったです。
テスを口説いて「やった!」というところの間と演技が、凄く良かった。
ザングラーさんって、すごく癖のある役だと思っていたのですが、あの喋りにも関わらず、すんなり受け容れられるキャラになっていました。
ポリーに「大丈夫かね?」と声をかけて、「結構!」というときの声の優しさが深くて良かったな。



■アンサンブルさん
ミンゴ、歌を堪能できましたが、ちょっと老けた感じが…。
今なら、ゾーザーでも大丈夫…かも?
ただし、若いラダメスじゃないとダメかも知れないw


ビリーとワイアットの銃撃戦、最初のは、客席もかなりびっくりでした。
2回目は予想がついていたみたいだし、ビリーの動きもあきらかにお芝居だったから、大丈夫そうでしたが。


ハリー、でかっ。
淡々とカウンター業務をこなしつつ、にんまりしていた前ハリーと違い、ワイルド系。
他の西武の男たちと同じような感じになっていてちょっと残念。
でも格好良かったです。


ジミー、つまようじマジックが、マジックじゃなかった…。
ポケットから出してはくわえ、出してはくわえ…。
前もそうだったのかな?
ガラガラヘビご臨終が凄く悲しそうでした。


ピート、インテリ度、ちょっと下がった感じ。
今まで、格好いい眼鏡男子だったのに、野暮ったい感じになっていました。
ランクのホテル、2階ベランダがなくなったので、お花に水をやるのは、舞台前方で。
植木鉢は、入り口付近に置く場所があって、1幕ラストではそこから取り出してました。
植木鉢を落とすところは、両手で掲げて。
セットの都合上仕方ないんでしょうが、ちょっと淋しい。


ミンゴとビリーとワイアットが上手のセットの屋根で踊るところ、セットが揺れに揺れて、見ていて怖かったです。
あんなにぐらぐらで大丈夫なんー?


女の子はあんまり見分けられないけど、パッツィーは前回よりスレンダーになった感じ。
可愛かったです。


あと須田さんは、笑うとやっぱり須田さんvv
フォーリーズの時も、ボビーの空想の中でも、可愛かったです。


ムースとサムとミンゴの三重唱は、綺麗でしたvv
歌は全般に良かったかなー。
そして、やっぱりハッピーな舞台で、楽しかったです。