「CFY」(10/9/23)

千秋楽を間近に控え、見納めに行ってきました。
前日予約でしたが、午後8時まであと5分って頃に電話していたので、当日券を買う手間を省いたって程度です。
N列下手席で観劇です。
(京都のN列下手は、端っこの方が前の席がなくて見やすいので、意外にお気に入りだったりしますvv)

■荒川ボビー
加藤さんみたいな金髪じゃなくて、茶色の髪でした。
声の高さは相変わらず。
この声故、ちょっと若く感じるw

タップを踏んでいらっしゃるときは、すっごく楽しそうな笑顔です。
きっと、本当に楽しんでいらっしゃるんだろうなーって思いました。

タップ以外のダンスは、加藤さんに比べると身体が重そう…。
ダンスじゃないけど、ポリーに振り回されるところとか、加藤さんは、軽やかにぶん回されているように見えましたが、荒川さんは、ご自分でよいしょっと飛んでらっしゃるのがわかってしまいます。
Wザングラーのシーンの前、階段を滑り落ちるところも、滑り落ちると言うよりは、だだだだっと下りてきているようで。
カツラをとばして空中キャッチのところも、それほど距離も出ていないから、面白さも半減。
改めて、加藤さんの身体能力のすごさを思ったりもしました。

荒川さんのボビーは、天然のお坊ちゃんらしさが出ていて、ポリーのことも大好きって感じ。
とにかく人の良さが感じられて…意外に、アイリーンと結婚しても幸せになれそうな気がしますw
ザングラーの真似をするときは、作り声で、いつもとだいぶ違うから、演じてる感じが出ていていいかなーw
テスの前で弱音を吐くところとか、アイリーンに「やあ〜!」と返事をするところとか。
ぱっと、ボビーの声に戻るのがはっきりわかるのが面白いです。

当たり前ですが、加藤さんとは全く違うテイストのボビーでした。
ちょっと抜けてる感じとか、似合いますよねw


■木村ポリー
声がいまいち出ていなかったかなー。
終盤だし余計かも知れないけど、これまでで一番、歌が残念な感じでした。
特に、「アイ・ガット・リズム」の「あーーー♪」
もっと豊かに聞かせて欲しいかな。

でも、やっぱりかわいいですよねー。
ラストの白いドレス、めっちゃかわいいです。


■牧野ランク
川原さんより、荒くれ度が高くて、若々しいvv
改めて、いい声です。
アイリーンの色香に迷っちゃって、囚われちゃうのがとっても自然でした。


■志村ザングラー
この人の「わしはちょっと莫迦にしたかもしれん」とか、何度聞いても笑えますw
2日酔いで目覚めたあと、訳が分からなくなっているところのザングラーさんは最高に面白いです。

Wザングラーでは、やっぱりイス回しが、苦手そうで。
必死で回してらっしゃるのがよくわかりました。
歌の方は、荒川さんの声とはちょっと合わないのか、綺麗なハーモニーでなかったのが残念。


■高倉テス
思えば、高倉さんの声って、聞いたことなかったかも。
意外にハスキーで、若干喉つぶしちゃった?な声でした。
テスらしい存在感は、やや薄目に感じましたけど…それは、男性アンサンブルさん達を必死で見ていたからかも?


■石野ビリー
年齢が上がった!
ちょっと情けなさそうなところもあって、請求書の山が似合います。
厂原さんとは、全然違うキャラに見えます。
かわいい青年→くたびれかけたオジサン。
クロバットは、なかなか、見せられました。
タメが上手いなーw


■大塚ジュニア
台詞少ないとか聞いていた気がするんですが、思ったよりはしゃべっていたなあ。
ランクにジュークボックスを止めろといわれて、蹴っ飛ばしたあと、「イテテ…」と足を持ち上げてたのが漫画みたいな動きでおかしかった。
「アイ・ガット・リズム」で箒で掃きながら飛び出してくるのも、キレがあって面白かったです。
真ん中で何かをするわけじゃないのに、ミョーに目につきました。


■三宅ピート
かわいかったーvv
三宅さんと言えば、ACLのラリーで、若く見える…だったんですが、今回も若く見えました。
ちょっと引っ込み思案な感じで、でも、好きなことには語っちゃう!
お花が咲いたのを見せるときの笑顔も、癒し系で、ほのぼのしたピートでよかったです。


■田中ジミー
じゃなかったらごめんなさいですが。
フォーリーズがデッドロックに来たときに、何本も爪楊枝を取り出すのが、おかしかったです。
ガラガラヘビをつかんで、「がらがらがら」ってやってるのも、かわいかった。
ポケットの中のちっちゃいワニが見られなかったのが心残りですw


■その他
畠山ミンゴは、ちょっとイケメン風で、格好良かったです。
坂本カスタスは、身長がすっごく高くて、ひゃーって感じでした。
大石ミッツィーのつま先タップは、高倉さんほどのインパクトはなかったかなあ。
西門ハリー、前に見たときは、真面目な店員さんって感じだったのに、お茶目な店員さんになってた!
斉藤ママは、相変わらず恋に落ちるときがかわいいvv
フォーリーズが見分けられなかったのがちょっと残念でした。


やっぱり、CFYは楽しくて大好き。
「アイ・ガット・リズム」は、ソンダンもいいんですけど、やっぱり本家が一番です。
いろんなモノで、音楽を作り上げるのが、ホントに楽しい。
ここだけでも、何回も見に行きたいくらい大好きです。
前半・後半で、アンサンブルさんがだいぶ入れ替わりましたが、どちらのキャストも満足でしたvv