「MAMMA MIA!」(2021/02/05マチネ)
昨年のお正月ぶりの京都劇場。
本当なら、パリのアメリカ人にも行きたかったけれども、公演が打ち切りになっていけなかった京都劇場。
今回の目的は、これまた久しぶりのママミアです(^^)
なんて言ったって、元気をもらえるミュージカルです。
ここんとこ、気持ちが落ちてきていることもあって、行きたかったんです。
マンマ・ミーア! 京都
2021年2月5日(昼)公演 京都劇場
ドナ・シェリダン 岡村美南
ソフィ・シェリダン 若奈まりえ
ターニャ 高倉恵美
ロージー 増山美保
サム・カーマイケル 阿久津陽一郎
ハリー・ブライト 飯村和也
ビル・オースティン 坂本 剛
スカイ 宇都宮千織
アリ 安宅小百合
リサ 志田奈津帆
エディ ハンドコアクアリオ
ペッパー 山本 道
【男性アンサンブル】
村田慶介
笠間大樹
中田雄太
下平尚輝
劉 昌明
嶺山秀平
吉岡遊音
【女性アンサンブル】
西浦歌織
松凪彩華
木村帆香
榊山玲子
渡辺夕紀
平綿アンナ
折田英里華
やっぱり、ママミアはいいなあ。
思った通り元気になれます。
また、今回は、映画「MAMMAMIA!2」(Here We Go)の場面がよみがえってきて、若いころのドナたちのことを思うことが多かったです。
ドナがソフィのウェディングドレスのお手伝いをしているときの苦労話とか、サムに婚約者がいて傷ついた時のこととか。
不思議なもので、映画のママミアを見返しても、「2」の場面を思い起こすことはそんなになかったのですよね。
でも、舞台を見ているといろんなことを考えました。
これは、舞台の方が想像の余白があるからなのかもですね。
映画は全部描いてしまうけど、舞台は表現の限界があるからこそ、観客が自由に想像できるのかな、と思います。
映画だからこそ、あの海の美しさを表現できるし、島の様子もわかるというよさがありますから、どちらが良いというわけではありませんが。
(それぞれ良いところがあるってことですな!)
さて、今回のママミア。
2010年に静岡に濱田さんのドナと阿久津さんのサムを見に行って以来な気がします。
もしくは2011年の京都公演以来?
佐野さんのハリーを見たくて、京都へ行ったのが2011年だったかも?
※ブログを見返したら、あっさり答えが出ました。
このブログの下に表示されている自分の過去ブログに書いてるやん。
2011年の京都公演初日で、佐野さんのハリーを拝見。
この時は佐野さんがキャスティングされているのも知らず、だったっぽいw
そして、もう一回佐野さんを見たいーと思っている間にキャス変。
2012年に鈴木ほのかさんのドナを見に行ったのが直近だったようです。
なんて、記憶って脆弱なんでしょう・・・。
やっぱりちゃんと記録を残さないとなあ・・・。
(2021/2/7追記)※
メインキャストは、阿久津さん以外、初見かなあ。
もしかしたら坂本さんのビルは拝見したことがあるかも?
でも、ビルというと脇坂さんの印象が強くて・・・すみません。
以下、個別に感想を。
最初に登場するソフィ。
かーわーいーいー!
ちっちゃ!そして、ほっそ!
なんだか、映画のソフィ役のアマンダ・セイフライドと印象が被る・・・。
アマンダもちっちゃかったから。
声はクリアできれいでした。
後半になるとちょっとクリアさが減じた気がしますが、それでもきれいでした。
二十歳の女の子、って感じしたかも。
次に登場する、アリとリサ・・・は、見分けられない。
そして、特に印象がない・・・。
娘世代の三人組にあまり興味がなくて・・・ごめんなさい。
で、ドナ。
岡村さんってエスメラルダですよね。
歌は抜群で、声がぽーんと飛び出す。
そして、すごく綺麗です。
初めは髪をまとめていらして(夜会巻き?)、ちょっとドナっぽくないかもと思いました。
衣装はドナですが、すっきりとした仕事のできるオフィスワーカーみたいで。
で・・・エスメラルダの時は思わなかったんですが・・・。
身長高いですね。
これまでのイメージで、身長はターニャ、ドナ、ロージーの順だと思い込んでいたので、センターでどーんと背が高いことに驚き。
・・・でも、一般的にはセンターが目立つものですから、こちらが正解なのかも。
ソフィと並ぶと身長差が大きくて。
ドナがソフィの目を見るときの屈んでいる膝の角度が・・・結構すごい。
岡村さんが若々しいからか、やたらと映画ママミア2が浮かぶドナでした。
ターニャとロージー。
ターニャは、やっぱり脚線美よね!
ロージーは、もしかしたらママミアの中で一番好きかもしれない。
おばちゃん具合も好きですし、なんだかんだ優しいところが好き。
今回のお二人も、イメージ通り。
ただ、ターニャ、ちょっとちっちゃいんだなあ・・・。
逆に、ロージー、ちょっと大きいんだなあ・・・。
なんだか、今回、ものすごく身長が気になっています(笑)
ヒールを脱ぐとターニャとロージーはほぼ同じくらいの身長。
初見が青山さんと前田さんだったからなー。
(ちなみに、ドナは保坂さん)
どうしても、初めの印象が強いようです。
そして、サム、ハリー、ビル。
阿久津さん、髪の毛、ちょっと長め。でもジーニーだとすれば短い。
サムに関しては、もう、なんでそんなに自信たっぷりなんだよっ!っていう、ちょっと嫌な感じもするところがぴったりすぎて素晴らしすぎ。
安定のサムです!(私にとっては、ですが)
そんな中で、ちょっと笑ってしまったのが、「ドナなんて怖くないさ、あまりね」のところ。(前半の台詞はちょっと違うかもです)
「あまりね」が「あまりね~」と語尾を伸ばしていらして、なんていうの?全体にフラット気味な発音(抑揚なく「あまりね」とおっしゃっていて)で、最後の「ね~」が「~」と書くのがぴったりな揺れ方しつつ、語尾を上げるっていう感じで。
実は、この場面、ハリーとターニャのやり取りをじっと見ていたもので、サムを見ていなかったんですよね。
それが、この「あまりね~」で、なんじゃそれ!?となってしまったという。
なんだか衝撃的な言い回しでした。(いや、別に言い方はそんな変じゃないんですけど、ここ、そう言うの?っていう驚きで)
ハリーは、えーっと。
謝ります、ごめんなさい。
福岡で有賀光一さんがキャスティングされたのを知ってから、もう、見たくて見たくて。
飯村さんのハリーが悪いとか、全然なく、ちょっと見た目味方さんのハリーに近いかもーとか、高音きれいに出ているなーとか、優しい感じいい!とか、思ったんですけど、ついつい、有賀さんがこのシーンを演じたのかー、かっこよかっただろうなーとか、ここはどんな風だったのかなーとか、ギンギン衣装着てるところ、想像したら可愛すぎる!とか、邪念が入りまくって・・・。
飯村さんは何も悪くない。
悪いのは、私です。
でも、京都でも有賀さんのハリーが見たいんですーーー。
ビルは、結構イケメンでした。
ビルらしいあくの強さは薄目だったかも。
今回、いままで気にしていなかった、「実は双子の妹がいるなんていわないよね」というセリフに、あ、これは自分のこと言っているんか!と初めて気が付きました。
特に不思議だとも思っていなかったけど、気にする人なら気になるはずの「双子」。
そんな設定、知らなかったって!
(というか、このセリフがあるから、ああいう設定が生まれたのか?)
あ、スカイ飛ばしてた。
スカイはねー、ガタイがごついな。
ソフィがちっちゃいから余計にそう思うのかな?
マッチョというよりちょっとぽよんとした印象の身体でした。
でも、これは、ウェディングドレスのとこ、すごかろーと思っていたら、意外と似合っていまして(笑)。
なんだか、かわいかったです。
ウェディングドレスでは、田中彰孝さんのスカイが一番衝撃的だったなあ。
無表情っぷりも含めて。
阿久津さんのスカイは見てないのですが、こちらもすごかったんじゃないかと想像。
アンコールは、サイリウムを準備されている方多数。
私は、もちろん、そういうのをもっていく人がいらっしゃるということさえ忘れておりましたので、手ぶらです。
でも、ダンシングクイーンでは一緒に盛り上がらせていただき、本当に楽しかった!
いやあ、また行きたいですね!
うん、今週の予定キャストに有賀さんの名前が挙がったら、速攻でチケット予約します(笑)