REFLECTION 徒然7

Mr.Children「REFLECTION」5/20の大阪公演に参加しつつ、考えたこと・7


今回は、「進化論」を聴いていて考えたこと。

映像について、ちょっと触れるけど、ネタバレと言うよりは、映像見ながら考えたことです。

一応、たたんでおきます。




キリンの首が長くなったのは、親から子へ、首を伸ばしたいって思いが引き継がれたから。
DNAに、その情報が刻まれて、首の長いキリンが生まれ、今に至る…。

という進化論が、かつては主流でした。


しかし、ダーウィンによって、環境に適応した種が残るという説が出され、DNAに親の思いが刻まれるっていう説は否定された。


現在、希望も込めて、親の思いが引き継がれるという説が再び主流になろうとしています。



主流…はもしかしたら、私の脳内変換による思いこみかも。



とりあえず、親の願いがDNAに刻まれる、というところから、いろいろと考えました。

まず、DNAにそんな情報、のらんやろと思ったんです。

でも、父親が、もしくは母親が、場合によっては兄や姉が、必死で願って、努力して、夢を叶えようとしている姿を目の当たりにした子どもは、その夢に感染して、同じような夢を見るようになるかもしれないな、と思いました。

というか、そういう子どもは少なくないと思う。

勿論、それはDNAに書き込まれた情報ではなく、記憶に刻まれた思い出なのかもしれないけど。


でも、前世とか、そういうことを信じるなら、魂にもDNAのように刻み込まれた情報があるとも言えるわけですよね。


前世のちぎりが深かったから、玉の男皇子さえ生まれたとか、来世は同じ蓮の上に生まれようとか(源氏物語でそういう言葉出てきますよね)、そういう考えも、魂に刻まれた約束を肯定しているわけで。

この歌の時だったか、「使命」って言葉が出てきたけど。


自分がこの世界で為すべき使命。
誰かと、もしかしたら前世の自分と、約束してきたこと、なのかも。
とか、思うとね。


そういうこと(親の願いがDNAに刻まれるってこと)も、ありなのかもしれないなあ…。


映像は、手のひらに一本の花の苗を大切そうにのっけて歩く、男。
命尽きたあと、その花の苗をすくい取り、歩き出す少年。

見ながら、桜井さんの歌う「君」は、愛しい女性ではなく、我が子のことなんだなあと思いました。
最近、そう感じることが多かったけど、この映像で、やっぱりそうなのかな、と思った次第。