「壁抜け男」再び('14/3/2マチネ)

「壁抜け男〜モンマルトルの恋物語〜」

††キャスト††
デュティユル 飯田洋輔
イザベル 坂本里咲
部長・刑務所長・検事 青木朗
八百屋・娼婦 佐和由梨
デュブール医師・警官2・囚人・弁護士 神保幸由
B氏(公務員)・警官1・看守1・ファシスト 金本和起
C氏(公務員)・乞食・看守2・裁判長 川原信弘
画家 永井崇多宏
M嬢(公務員) 戸田愛子
A夫人(公務員)・共産主義者 久居史子
新聞売り 有賀光一



先週に続いて、「壁抜け男」観劇です。
今回は、センターブロックの7列目。
段差があって全体が見渡せる良い席でした。


さて、今回のデュティユルは飯田さん。
やっぱり若いなぁ〜(^^)
♪やったぞー

からが、とても可愛いです。
というか、全般に可愛いです。

歌は、普通。
…って書くと誤解されそうですが。
「感謝の花束」で、あり得ないほどの美声vvと思ったのと比べると、その実力が十分に発揮されていない気がする。
「花束」では、なにこれ?めっちゃいい声やん!うっわ〜 …と思ったんです。
デュティユルだと、普通にいい声やなぁ〜…という感想。
周りもいい声だらけだからかな?


デュブール医師他は、神保さん。
神保さん、はじめましてかな?
メイクのせいでよくわかりませんが、おいくつくらい?
警官のときの、ロングトーン
警官1さんからのツッコミが、明戸さんのときより激しかったです。
細いし、本気でよろけてたり、ぶっとんでたりしているように見えました(笑)
貧乏な子沢山の弁護士が見た目すごくはまってました。


公務員のC氏は、M嬢が好きなんでしょうか?
ラストには、M嬢とにっこり笑い合って一緒に踊っていたりしますので、思いが通じたのかな?
そして、口笛バレエの裁判官と弁護士の不器用なダンスがとっても可愛くて素敵です。


新聞少年は安定の素敵さ(^^)
「商人のワルツ」で「ほかほか♪」が控え目に可愛くて良かったです。
ディティユルの脱走を楽しそうに見送るのも好き。
そして、やっぱり裁判のときのくるくる変わる表情が見ていて楽しいです。
私もモンマルトルに住んで、新聞少年の歌声で朝の到来を知りたいものです。
カテコで飯田さんが飛び上がって足の裏を合わせるとき、同じように飛び上がっているのが楽しそう。
とにかく細かく周囲の人の動きに合わせて表情も動きも変わるので、目が離せないというか、目を離すのが勿体ない!
新聞少年が、モンマルトルで生きていることを目一杯楽しんでいるのが伝わって、元気を貰えます。


今回は、切なさややるせなさのなかの幸せ、というよりも、ほんわかした幸せ感の方が強かったかな。
それが、飯田さんと下村さんのデュティユルとの違いかなと思います。
どっちのデュティユルもそれぞれに良かったので、もう一回ずつ拝見したいくらい。
下村さんのデュティユルで泣いて、飯田さんのデュティユルで幸せになりたいです。


さて、これで私の「壁抜け男」観劇はおしまい。
夏に京都に来てほしいなぁ…と祈っておこう。


と、さっきまで思っていたんですが。


来週、オフステトークイベントがあるとか?!


そんなん絶対、少年出るでしょ?
勿論、娼婦も出るよね?
(あくまで勝手な予想です)


無理やけど…行きたい〜?
さらに言えば、もう一回下村さんのデュティユルも見たい〜!


行きたい念だけでも、東に送っておこう(^^)