みんなで歌おう「オペラ座の怪人」イベント

「マスカレード」を歌い踊るイベント。
受け付け時に、参加票と歌詞カードを頂きます。


歌詞は、「マスカレード」の最後の部分。
参加票には「ひまわりB組」


裏の座席表を見ると、前方席から、「朝顔」「桔梗」「向日葵」「百合」とグループ分けされています。
さらに、上手下手でA組とB組。
私は、「ひまわり」なので、やや後ろ目。でも、センターブロックなのはいい感じ。



イベントは、終演後30分くらいで始まったと思います。
時間をしっかり確認するのを忘れたのですが、それほど待った感じはなかったので。

イベント進行は、川地さん。
まずは、見本を見せていただきます。
幕が開くと、そこには、俳優の皆様。
えーと、たぶん、20名。
実際に動き、歌ってくださいますが…。


音、高っ!!
で、動き、全員同じじゃないの??


短いフレーズだけど、これは、なかなか手強そうです。



舞台上は、セット無し。
階段で歌える〜vvと思っていたのに、さすがにそれはないですか(^^;
川地さん曰く、「危険ですので」…確かに、そうですね。
でも、階段で歌ってみたかったわ。



お手本の後は、各グループの担当さんの発表。
それぞれ、男性2名女性3名が担当。
4グループあったんで、先ほどの、「たぶん20名」となるわけです(^^;


「ひまわり」グループのリーダーは、佐藤圭一さんだったと思うんですが…。
最初の自己紹介だけだったので、他のグループのリーダーと混同していたらごめんなさい。
その他の担当者さんも全員は覚えきれていません。
男性のもう一人が松永さんだったのと、メグ役の松田さんがいらっしゃったことくらい。


俳優さん達が、グループの席に到着して、練習開始です。


まずは、歌の練習から。
歌の指導は、マダム・ジリーの戸田さんと、アンドレさんの増田さん。
川地さんによる増田さんの紹介は「アンドレフィルマンの片割れ、アンドレ役の…」
って、アンドレさんとフィルマンさんは、お笑いコンビか!
ダウンタウン」とか「ウッチャンナンチャン」とかか!


そんなコンビの片割れ、アンドレさんによる歌唱指導は、たったの10分。
しかもいきなり、「うーん、一度オケと合わせて歌ってみましょうか」
はいー?
いきなりですか?


で…歌いましたとも。
死にそうに高いキーでしたが、隣の方がめちゃ歌ウマな方で、すんなり歌っておられたので、歌いやすかったです。


歌い終わると、アンドレさんから早速ダメ出しが。
「マスカレード!」のあとの休符をしっかり感じることと、シンコペーションをしっかり意識して歌うこと。
「前で聞いていると、オケとかなりずれています」だそうで。
耳で聞いて歌うとどうしてもずれるので、予想してうたってください、と。


そして、すぐに、「もう一度」
「意識しただけで、今度はオケと合ってます」とお褒めの言葉を頂きました。


あと、「マスカレーd」としっかり「d」を発音するようにとダメだし。
「d」が聞こえないと、「マスカレー」という新しい「カレー」になってしまうから、西欧人になったつもりで「d」を発音するよう注意されました。
で、今度は、「d」を意識しようとするんですが、意外に難しいです、これ。


結局、こんな感じで、4回か5回、オケテープと合わせて歌って、歌練習終了。
って、短っ!


一応、増田さんからは、最後に誉めていただけましたが、これに振りがつくと歌えなくなるんだそうで。
リベンジの人、いますかー?と客席に聞かれていたので、振りがつくとかなり大変なのかも。



ここから、振付練習。こちらも10分。
指導は、吉村さん。
ここで、各グループリーダーを残して、ダンスの人たちは全員舞台へ。
見本をやってくださいながら、練習です。


こちらは、いきなり通しじゃなくて、ちゃんと区切って練習です…が。
難しい!
吉村さんもさくさくと次の振りへ進まれるので、いまいちわからんまま、どんどん進んでしまいます。


歌の前の音楽で、キラキラ〜と何かをまくように、腕を二回開く。
そのあと、新年のご挨拶を周りの人と交わし。


「マスカレード!」で、右手でマスク。
このとき、「ドン、マスカレード!」の「ドン」(音楽)で、肘をしっかり折ります。


「仮面舞踏会」で左頬からマスクをずらす。


次の「マスカレード!」は、「マスカ」と「レード」の人に分かれて、ポーズ。
「マスカ」の人は、一拍前の音楽でポーズ。
「レード」の人は、「レー」でポーズ。
ポーズは、各自自由で。


「歌え踊れよ楽しく」は、「歌え」でマントを翻すように、「踊れよ〜」は指差しで左から右へ。


次の「マスカレード!」では、右手、左手、右手、左手と徐々に上げていって。
そのとき、手と同じ方の足でステップ。


「思い思いに」は∞を掌で描くように。


また、次の「マスカレード」は、「マスカ」と「レード」で自由ポーズ。


ポーズのあとは右方向に両手を出して、「仮面つけて」の「て」で左方向へ。
「集まれよ」の「よ」で顔だけ正面に。


ここまで行くと、あとは、自由ポーズで、最後の右手、左手、右手、左手〜で終了。



なんですが、自由ポーズを取るところとか、ポーズの次の動きに移るところとか、タイミングが早くて、頭で考えいたら間に合わない。
これは、身体に覚え込まさないと、無理だ!
(少なくとも私には絶対無理)


オケテープに合わせてたら、余計難しいしー(T^T)


でも、指導の吉村さんは、「こんな感じでしょう」とさくさくさく、進んでいって、練習は終了。



このあとは、舞台で舞台稽古して本番。
ひー。
絶対無理やー!



川地さんは「じゃあ、増田さんと戸田さん、吉村さんに審査員をしてもらって、発表しましょう」とやはりさくさく。
しかし、ここで、「後ろに誰かいますかー?」と川地さん。
なんと、いつからそこに?佐野さんが後ろに。
みんなの拍手の中、佐野さん、審査員席に。
「こんなものが」と言いながら、お花付きのリボンを胸に付けられました。
さらに、「レイエさん、います?」
おお、田代さんです。
田代さんも拍手の中、審査員席に。
こうして、審査員は、5名になりました。
なんて、豪華なんだ!


ちなみに審査員席は、2列目。
佐野さんは肩から胸までが赤いTシャツにジーンズだったんですが。
ほっそーい。
めちゃめちゃ華奢です。



こうして、舞台稽古と発表開始。
朝顔A班からなので、ひまわりB班は、6番目。
皆さんのお稽古と発表を見ながら、必死でタイミングの練習。
鬼門は、ポーズと「思い思いに」。


各発表には、審査員さんたちからのコメントが。
「こんなポーズもあるんだな、と参考になった」とか、
「女性らしいポーズでよかった」とか、
「着物でマスカレード、さすが京都ですね」とか。


そしていよいよ自分たちの番。
リーダーさんからは、「とにかく楽しく」「最後のポーズを決めたら、大丈夫」とアドバイスを頂きます。
あ、そうそう、発表では、各グループ担当の俳優さんが、間に入って、見本を見せてくださいます。


で、まあ。
やっぱり、失敗はしましたが、楽しかったですよー。
動きがつくと、歌も思いっきり歌えますねー。
なんだか、やりきった感です。


佐野審査委員長からは、「とにかく皆さん、楽しんでるのがわかりました」とお言葉を頂きました。
うーん、これって、バラバラだったけど、みんな笑顔がよかったよ、的な?
いやいや、そんなマイナス気分ではいけません。
みんな、楽しくやりきった感が出ていた!ということでしょう!
(でも、他のグループでは、声がよく出ていたとか、動きが揃っていたとか、そういう誉め言葉があったんだけどね)


最後の発表グループでは、赤ちゃんも参加。
「0歳から、人生経験豊かな方まで、幅広い」と審査委員長に言わしめて、終了です。


大ラスは、俳優さん全員が舞台へ。
客席と一体となって、「マスカレード」を歌い踊りました。


勿論、佐野さんも!
距離はあるけど、真っ正面に佐野さん!
佐野さんのマスカレード、初めて見ましたが、優雅で格好良かったです。
これ、見れただけでも、幸せでした。


最後は、下手にはけて行かれる皆様を見送って終了。
時間は多分、予定よりだいぶ押したと思われます。
終了時間は18:15頃でしたが、途中、川地さんが急いでるぞーって感じがありありでしたのでw
(発表の音楽が終わりきる前に、「お疲れさまー」と出てこられていたのでした)


しかし、めちゃめちゃ楽しかったです。
大満足。


次は東京ですから、また、どうぞ、と仰っていましたが。
ホンマ、行きたいわw



あ、そうだ。
最後に、川地さんからのまとめのお言葉。
「8月中、幸いなことにというか残念ながらというか、チケットはまだ余裕があります。
是非、ご家族やお友達と、またおいで下さい」


あと1回、観劇予定はあるけど、下手したら、更に増えるかも。
勿論、佐野さんファントムだったら、ですけど。