サントリー1万人の第九・TV放送
12月23日のお昼。
サントリー1万人の第九のTV放送がありました。
例年に比べて、合唱パートが多いように感じたのですが、いかがですか?
いつもは、その他部分が多くて、「え、歌こんだけ?」と肩すかしを食らっていた感じ。
でも、今年は、一部省略もありましたが、しっかり歌が入っていたと思います。
合唱のバランスとしては、ちょっとアルトが弱めで、それは残念でしたが。
(もともと人数が多いから、録音も弱めにしていたりするのかも?)
映像で、自分自身を確認するってことは無理でしたが、ロングで映るときに、私たちがいた辺りが映ることがあって、たぶんこれwというのは分かりました。
(例年だと、そんな風にもわからないから、これは珍しいことなんです^^)
さて、合唱ですが。
音楽として、一定の完成度があったと思います!
良かったよ!
ボックス席の人が、「良くなかった」と言っていたというブログ記事も見たんですけど。
まあ、それ、当たり前。
だって、ボックス席は、ソプラノの一翼ですから。
以前の、横長舞台だったら、ボックス席が真っ正面で、一番いい音が聞こえたと思います。
でも、昨年からの縦長舞台だと、ソプラノ席だから、音がずれるんですよね。
でも、真っ正面の席では…。
TV放映のように聞こえていたんですね。
それって、歌いながら、きっとこんな音楽が出来ている、と想像していた通り。
もしくはそれ以上。
なんていうのかな。
誰かに聞かせるための音楽だとしたら、もちろん、良くないんでしょうけど。
それって、1万人で、このホールで歌う時点で、もう無理なことでしょ?
1万人の第九は聞かせるための音楽じゃなくて、作り上げていく喜びの音楽だと思う。
佐渡先生のもとで、一つの至上の音楽になって、それを楽しむんだと思いました。
もし、誰かに聞かせるとしたら。
それは、天にまします我らが父。
もしくは、ベートーベン。
あ、私、クリスチャンじゃありませんよ、念のため。
改めて、楽しかったです。
今までの、集まって歌って、楽しんで終わり、じゃなくて、音楽を創りあげるという共同作業を見知らぬ1万人の人々とやっていくことが。
来年も、参加したいな。
とりあえず、抽選には絶対申し込む、と決めました(^^)