「オーシャンズ11」(’14/6/29マチネ)


マチネを見に行きました。
座席は前方ブロックの最上手。
前回と比べると、役者さんのお顔がはっきり見えて、楽しさ倍増。
ただし、ダンスのフォーメーションは2階席の方が良かったです。


さて、前回書いた、リピーター用の小ネタ、今回はこんな感じでした。


ベネディクトのオフィスでテスをごまかすところ。
「防災訓練の練習をしていたんだ」
「防災訓練で大切なのは頭を守ること」
「何かの下に潜るんだ」
「あなたもする?」
…特に机など潜るところがございませんで、なかなか大変そうでした。


演技指導は、モロイ兄弟の1人。(ターク・モロイ)
指名されて、「おれは誰だ〜」と歌い出す。
そして、ライナスを指名して「指導」するんですが…。
途中でダニーから「一旦止めて良いか?」「最後までプランはあるんだろうな?」
タークは「とりあえず歌って乗り切ろうかと…」
ダニー「……分かった、つづけろ」
前回のイェンの指導と比べると、明らかに行き当たりばったり感が強い。
結局は指名されたライナスが貧乏くじを引かされた感じで、「解散!」でした。


ジョンソン医師は、頭にぴかぴか光るライトをつけてました。
「きゅーきゅーです」
ベネディクトさんは、「どこで手に入れるんだ」
ジョンソン医師「きゅーきゅーですから」
ベネディクトさんマジ受けっぽかったです。


その他、前回見落としたかな?といういくつかの小ネタ。

ルーベンを誘いに行って、断られた後、さっさと帰ろうとするダニーとラスティを引き留めるルーベン。
「ちょっ、待てよ!」
キムタクの物真似ですか。
これ、前回もだったかなあ?
前回は「ちょっと待たんかーい!」やった気がするなあ?

リヴィングストンを誘うときのラスティ。
声の出し方とか、しゃべり方が…野田秀樹さんの物真似っぽい?
これは、前回もそうだったかもしれませんが、記憶がないところ。

あと、どのシーンだったか忘れましたが、ダニーに呼ばれて「オッス、おらラスティ!」(悟空物真似)は前回もありました。

パラディソのカジノで、テスと出会ってごまかすシーンのラスティ。
「あたす??」あたりからは、ちょっと志村けんさんぽかったです。
そして、その後のわざとらしいダニーとの再会シーンは、笑えます。

それから、FBIのペック警部のシーンも、毎回ネタが変わっていたらしいです。
しかし、ここの違いには気がつけなかった…。


この回は、二つほどハプニングがありました。

一つ目。
金庫室に忍び込んだイェンが、赤外線の装置を壊すシーン。
先に重しがついているひもをぐるんぐるん回して、ブーメランのようにとばして装置を破壊するのですが…。
日もが絡まってしまって、とばせない!
しかし、音響・照明は、そのままのタイミングで、「カシャーーーン!」
イェン「奇跡だー」
ダニーとライナスが降りてきて、バックアップが動き出すと、何もしていないのに、バックアップシステムが破壊され。
イェン「また奇跡が起こったー!」
上手く、ごまかしましたねw

二つ目。
ダニーとテスが消えた後、「どこに行った!」というベネディクトに答えて「ここだ!」と現れるはずのラスティ。
しかし、聞こえてきた台詞は「あいた!」
なんとラスティは、頭をぶつけてしまったのでした。
カテコで、頭を自分でなでて「全て台本通りです」
その後、香取さんにも痛かったねーって感じでなでなでされて、更に「全て台本通りです」


では、以降、2回目を見た後での個別感想です。



■ダニー
特に感想は変わらないのですが、センターポジションの、座長らしい趣がありました。
ライナスにつっこむ時にも香取さんではなく、ダニーのままであるのは良かったと思います。
テスへの愛だけ、もうちょっとなんとかなったら、いい感じだと思うのになぁ。
これは、香取さんのせいではないのですけどね。


■ラスティ
すごい計算をして動いていらっしゃると思うのですが…楽しそうにのびのびと演じていらっしゃるように感じました。
なんといいますか、いい遊び相手がいて、思う存分楽しんでいらっしゃる感じ。
ダンスや、動きは、相変わらずのキレキレでかっこよかったです。
ポーラとのデュエットは、かわいくて、セクシーで素敵でした。


■ベネディクト
存在感あって、良かったですね。
背も高いし、やっぱり格好いいです。
最後の台詞が意味深で、更に復讐とかあるんでしょうかね?ってちょっと気になりました。


■イェン
1階席だと、坂元さんの生声も聞こえて、よかったです。
やはり、レーザービームな声でしたが、私はこのお声がとにかく好きなんですvv
ハプニング(というかミス?)にも全く動じず、演技を全うされるものよいです。
ちょっと気になったのは、いろいろ細かい演技でも目立ってしまっていたこと。
最後に、ダニーが離婚届にサインすると「おー」とがっかりし、テスが破ると「やったー」
こうやって書いていると大したことがないように感じますが、脇で結構目立っていらっしゃったんです。
他のシーンでも、こういうのがちょこちょとあって、楽しんでいらっしゃるなあと思いましたが、ちょっと楽しみ過ぎw


リヴィングストン
前回は、あまり印象に残っていなかったんですが、ダンスもいいし、歌も結構よくて、今後覚えておこうと思った人。
プログラムとは全く違って、おたくっぽいなよっぽさがまたいい感じだなと思いました。
プログラムのままの格好いいリヴィングストンだったら面白くないですもんね。


■モロイ兄弟
…については、あんまり印象はないのですが、むしろ小ネタに入れるべきかも?
ダニーが訪ねてくるシーン、ふなっしーを使ってました…ってそれだけです。
この人たち、二人いらないよねーと思っていましたが、映画では二人それぞれ別の分野が得意でした。
そのままの設定だと、舞台では使用できないので変わったのですね。


■ポーラ
初めて、拝見しました、フランク莉奈さん。
いや、前回もお上手だなーと思ったんですよ。
ラスティとのデュエットも良いし、おじいちゃんとの絡みもかわいいし。
今回プログラムを購入して、フランクさんだったのか!と納得でした。


■マイク
こちらも、前回は確認できなかった…照井裕隆さん。
いや、たぶんそうだと思う…と思いつつも、確信が持てなかったのです。
歌も多くて、目立っていました。
良いお声で、格好良かったです!


■ダイアナ
いかにもスターなわがままっぷりも、上王様っぷりもかわいくて、舞台のいいアクはセントでした。
華々しくて、くせになります。


さて、すでに東京公演は終わり、大阪公演のキャストが発表されました。
チケット取れるかどうか、わかりませんが、どうしようかな?
坂元さんと照井さんは出演されませんが、やっぱり見に行きたくなって来ました。
なんとか、チケットが取れるよう、頑張ろうかな?

オーシャンズ11 特別版 [DVD]