佐渡先生のレッスン(1万人の第九)
この日は、1万人の第九の佐渡レッスンでした。
朝からいいお天気で、コートも無しでお出かけ。
心のお洗濯〜♪
練習会場は、梅田東学習ルームの体育館。
大阪駅から梅田芸術劇場に向かう途中にあります。
そこで、ついでに梅芸に寄って、1月の「モーツァルト!」のチケットを取ってきました。
井上さんと山崎さんで迷いましたが、以前、井上さんのモーツァルトは拝見していたので、山崎さんの日に。
さて、レッスン。
発声練習の途中で、体育館のギャラリー(っていうんでしっけ?2階通路)を佐渡先生がすたすたすた。
下から見上げるからか…。
脚がながーい!
そして、以前拝見したときより、スリムになっていらっしゃる。
レッスンでは、いろんなニュアンスの伝達。
「フロイデ!」の「フロ〜」のタイミングとか、ビートの感じ方とか。
一言で、歌ががらりと変わるのがやっぱりすごいです。
途中、ちょっと休憩。
1月に「つるべの家族に乾杯」に出演されるという話がありました。
収録は既に終わっているそうで、詳しい話はできないけれど…と一ネタ。
この番組、つるべさんとゲストさんが、ぶっつけ本番の旅をするんですが、行き先はゲストさんの縁の地なんです。
佐渡先生は、宮崎を選ばれたそう。
理由は、修学旅行で行って、最後にフェリーに乗るときに、バスガイドさんに「筑後川」を歌ったら、感動して貰えた…。
という思い出があったから。
関係ないけど、「筑後川」はすごくいい曲なんですよ。
雄大で大好きなんです。
♪今生まれたばかりの川
から始まり、
♪フィナーレをこんなにはっきり予想して川は大きくなる
♪筑後平野の100万の生活の幸を祈りながら川は下る有明の海へ
と、川の一生を歌う歌なんです。
そうかー、この歌を音楽学生達のいい声で歌って貰えたら…そら、いいよなあ…。
とうっとりしながら、どの歌を歌わはったんやろ…なんて考えていました。
あ、筑後川は組曲なので、何曲かでひとつの物語を作っているんです。
閑話休題。
収録前、佐渡先生は、当時の同級生に、番組の話をされたそうです。
すると、同級生の方々が…
「へえ、いいなあ。」
「でも、オレらの修学旅行は宮崎と違うぞ」
佐渡先生、「最後にフェリーで帰って来た」というのが強烈な印象だったそうなのですが。
「下関港からフェリーに乗ったんや」
と言われ、愕然。
収録当日、宮崎港へ行ってみても、当然、見たことのない景色が広がっていて…。
しかし、さすがは鶴瓶さん、見事に素晴らしい旅にしてくれました…とのことです。
その辺の詳しいことは、番組で!と宣伝もしっかりw
そのあと、後半のレッスンもしっかりやって、14時半きっかり終了。
すごく楽しかった!
でも、佐渡先生の指揮は大きくて、つい声を出しすぎてしまうので、ちょっと喉がガラガラです。
周りの声に自分の声が消されるから、不安になってついデカイ声になるのも悪いんだと思うんですけど。
本番、ベストで歌うには、がなりすぎないようにしないと…!
そして、本日、16時から大阪城ホールでリハーサル。
楽しみー!