「リトルマーメイド」('17/3/4マチネ)

1ヶ月を経ずして、再び名古屋へ!
目的は勿論、こちら!!

ああ、画像手ぶれしてるよー。
一生懸命、撮ったのに。
私としては、記念の一枚なのに。

そんなわけで、今年、二度目の「リトルマーメイド」でございます。


リトルマーメイド 名古屋
2017年3月4日(昼)公演  名古屋四季劇場

††キャスト††

アリエル 齋藤 舞
エリック 上川一哉
アースラ 恒川 愛
トリトン 村 俊英
セバスチャン 有賀光一
スカットル 川口雄二
グリムスビー 岡粼克哉
フランダー 渡邊寛中
フロットサム 一和洋輔
ジェットサム 八百亮輔
シェフ・ルイ/リーワード 林 和男

【男性アンサンブル】
安東 翼/分部惇平/寺尾聡馬/多比良龍一/中村智志/劉 昌明

【女性アンサンブル】
郄岡育衣/山西里奈/土肥麻由弥/大和貴恵/長野千紘/西浦歌織/原口明子




今回の観劇は、セバスチャン目的だったので、アリエルとエリックが変わっていることに全然気が付いていませんでした。
先の、手ぶれしまくりの画像を撮ろうとして、初めて気が付いた次第です。

エリック…じゃなくて、上川さんって、ついこの前までタガーじゃなかった?
なかなかの振れ幅ですね。さすが、劇団四季

斎藤さんのアリエルは初めて。
かわいくて、声も良く出ていました。
斎藤さんに限らずですが、アリエルって「騒がしい世界に紛れ込んだ静かな乙女」じゃないよね。
しゃべっていないのに、騒がしい感じ、結構出ていると思うんですよ。


その他は、村さんはやっぱり素敵なお声だとか、スカットルの軽さいいよね!とか。
水夫たちの歌声、いいなーとか。
前回と同様の感想になってしまうので割愛。

あ、上川さんのエリックは、二度目でしたが、ノーブルな感じがいいですね。
でも、こんな感じでタガーって、どうなんだろうって、興味が湧きます。
そちらも是非、拝見してみたいですw



さて。
有賀さんのセバスチャンです。

いかんせん、有賀さん、若いよね。

セバスチャンって、「ライオンキング」のザズー的存在ですよね。
トリトン王が子供のころも知っていそう。

そしてまた、「アラジン」のジーニー的存在でもありそうです。
なんだかんだ言って、ちょっと無責任に楽しんでいるところもありそうな。

でも、有賀さんのセバスチャンって、メレブっぽさがちょっとあるかも。
トリトン王のため、アリエルのため、真面目に一生懸命。

メレブって、将軍のお酒をちょろまかしたり、いろいろちっちゃい悪事をやっているけど、実は、真面目でしょ?
ティーンエイジャー的な、まっすぐで融通のつかないところもある感じ。

それに対し、セバスチャンは、結局は年の功で、余裕がある感じ。
アリエルに振り回されているけど、まあ、「ちびまるこ」のおじいちゃんみたいな。

「アンダー・ザ・シー」は思っていた以上に、ノリノリで、格好良かったです。
最後の方はちょっと息切れしちゃった?という感じもありましたが。

シェフ・ルイとの攻防のあと、ちょろっと出てこられたときの表情は、この上なくキュートでした。

また「キス・ザ・ガール」は、なかなかにダンディーでもあって、更に格好良かったです。

タイトルが分からないけど、アリエル、エリック、トリトン王とで歌う四重唱でも、しっかり声が届いて良かったです。

動きは、カニだから? がに股歩き。
そして、お年寄りだから? ちょっとよたよた。

トータルとして、うーーーん、頑張ってください!って感じかなあ。
正直、飯野さんのセバスチャンでも、「最高!」とは思ったことがないので、セバスチャン自体が難しい役なんだと思うんですが。
カテコでは、センターにも立っていたし、ジーニー並の存在感がほしい。
(すっごい上から目線なのは分かって書くんですが)
そういうセバスチャンを演じられたら、有賀さんは一皮むけると思うんです。
……で、一皮むけてほしいんです。


とはいえ、センターで歌っていらっしゃる有賀さんを見られるのは、単純にうれしくもあり。
チケットと時間があれば、また行きたいです(^^)