ロンドンへ行って来ました1

ここ数年、念願だったロンドン旅行。
自力でホテルや航空機の予約をする自信がなくて、Webで旅行社のサイトをチェックしていてたまたま見つけたツアー。
Web限定、8日間、ホテルと航空機のみで、10万円ちょっと。
このお値段は、今まで(数年来)見てきた中でも、破格のお値段でした。
ロンドンへ行ってみたいと言っていた知人に声をかけて、予約。
仕事の関係で、クリスマス出発(年内はこれがラストの出発日)となったのですが、なんと、ロンドンはクリスマスイブからクリスマスにかけて交通機関が全面ストップするとか。
ロンドン着が夜(時間は未確定)だったため、ちょっともったいなかったけどお迎えだけつけました。
その他、空港使用料と保険と、全部含めて、結局15万ちょっと。
決して安い買い物じゃないけど、でも、やっぱり破格ですよね!
偶然、このツアーを発見できて、本当によかったです。



さて、で、出発日当日。
集合時間にややギリギリかなーって時間の「はるか」に乗るために地元駅に行くと。
・・・電車に遅れが出ている?
事故で、京都−大阪間の一部で電車が止まっていました。
うん、結構、遅れるとダメだって時に限って事故で止まるんですよね、JR。
わかってたのに、なんでギリギリに乗った自分。

とりあえず、当日の緊急連絡先に電話しますが、いつ運転が再開するかも未確定。
旅行社の人も「なんとかして来てください」って・・・。
JRしか手段がない地域の人間に、それは無理だーーー!
「はるか」の車掌さん情報によると、普通電車は動き始めているので、京都までなら普通の方が早く到着するとのこと。
とりあえず、京都まで行って、新幹線で新大阪まで行くか、大阪から関空快速に乗るか・・・シミュレーションをしてみましたが、どっちも最終のチェックインの時間に間に合わないことがわかり、結局京都で「はるか」に乗り換え。
旅行社の人には、とりあえずの到着予定時間を伝え、あとは、車内でゆっくりしてました。

・・・だって、焦っても早く到着する訳じゃないし。
預ける荷物と、機内持ち込みの荷物を分ける準備だけして、もしも間に合わなかったらどうするか、相談してましたw

関空駅に着くと、旅行社の人が改札口で待っていてくださって、そこからは、航空機会社のチェックインカウンターまでダッシュ
エスカレーターでやっと止まれた・・・しんどかった。
旅行社の人は「乗れなかったらゆっくりできますから」って・・・。

で。

なんとか飛行機に乗せてもらえることになりました。
旅行社の人とは、「あとは大丈夫! ホテルなどのクーポンはこの封筒に入ってますから。よい旅を!」と、ここでお別れ。
おじさま、ありがとーーーー!
最終判断は、航空機会社ですから、って何度も言われたけど、おじさまが一緒に走って下さったから、乗せてもらえたんだと思うのです。
本当にご迷惑をおかけしました。(事故なんですから、お客様のせいじゃないですよーって言ってくださったけど、迷惑をかけたのは間違いないです)
ほんまにほんまに、ありがとうございました。

ここからは、航空機会社のおねーさんと、手荷物検査まで走ります。
手荷物検査場前で、二人目のおねーさんにバトンタッチ。
並んでいる時間がないので、ズルしてショートカットさせていただきました。
手荷物検査のあとも、出国検査場までもおつきあいくださり、モノレールの駅まで送って下さいました。
更に、モノレール駅で降りると、こちらにも3人目のおねーさんが待機されていて、「階段を下りて右です」と道案内をしてくださり。
ゲートでもおねーさん達が、「走らなくていいですよー」と待っていてくださいました。
ほんま、ぎり、でした。
飛行機に乗ってから、今更のように、ぜいぜい息を切らしてましたが。
お世話になった皆様、みんなに大感謝です。

こんなどたばたで、旅は始まりました。



その後、トランジットは比較的順調に進み、「よかったねー」と同行者とも言っていたのですが。
最後の落とし穴が、英国への入国審査で待っていました。
・・・なんか知らんけど、時間がかかんねん!
クリスマスイブで人が少ないのかもしれないけど、とにかく、列が進まない〜。
テロ対策もあるんでしょうが、人によってはすっごく時間がかかっています。
私たちのときは、「何日いるの?」「何しに来たの?」「家族と一緒?」「仕事は?」くらいの質問で、さっくり終わったんですが、そこにたどり着くまでが長かった・・・。

荷物を受け取りに行くと、既にターンテーブルは止まっており、ころんとスーツケースが転がっていて、なかなか淋しい眺めです。
あ、ここで、ポンドの両替しました。
本当は、関空でしたかったんですけど。
関空では、全く時間がなかったから(^^;;

到着ロビーで、お出迎えの運転手さんに合流。
運転手さんは、「飛行機が到着してから90分待つことになっている」「あと10分遅かったら帰っていた」
・・・まじで?

こんなところで、放置されたら、とんでもございませんわー。
ぎり間にあってよかった・・・。



ホテルまで送ってもらって、やっと一息。
お宿は、ベイズウォーター駅近くの、ベイズウォーターイン。
口コミでは、評価が割れていたので、部屋に入ってすぐ、設備等のチェック。
概ね、OK。
ただ、ところどころ床が・・・穴空いてるやろ?(絨毯で隠しているけど)
半地下で、道を歩く人から丸見え、というのは、口コミ通り。(地階でない部屋なら問題ないんだろうけど)
ただし、くつろぐための部屋ではないし、ビジネスホテルと思えば、許容範囲かな。
実際、滞在していて、お掃除が出来てないなーって日が一日あった以外は、特に不満はなし。
部屋の鍵はカードキーで、フロントにいちいち返さなくてよいため、フロントの人との交流がなかったのは残念だったけど。
(大抵、フロントにはお客さんがいて挨拶もできなかった)
朝食は、ほぼ毎日同じメニューでしたが(パンの種類がたまに変わるくらい)、生グレープフルーツがあったのが嬉しかったです。


††メニュー††
 パン、トースト、シリアル
 ホールトマト煮、ソーセージ、豆、マッシュルーム、スクランブルエッグ
 グレープフルーツ、黄桃(缶詰)、フルーツポンチ(缶詰)
 ヨーグルト(チェリー、ストロベリー、みかん、ピーチ)
 オレンジジュース、アップルジュース、水、ミルク
 コーヒー、紅茶


ミルクは冷たいものとあたたかい物があって、私は温かいミルクをコーヒーに入れて、カフェオレにしてましたw
同じメニューが嫌な人には辛いかもしれませんが、私は満足でした(^▽^)


あと、立地が、本当によい。
クリスマスはレストランもお休みのところが多いと聞いていたのですが、この近辺は空いているところもいくつかあって(もちろん閉まっているお店もいくつもありましたが)助かりました。
地下鉄の駅までも、徒歩5分程度?
しかも、もうちょっと行くとクイーンズウェイ駅もあって、行く場所によってセントラルライン、サークルラインと使い分けられて、便利でした。

総じて、満足の出来る宿。
細かいことが気になる人や、日本並みに行き届いたサービスを期待する人には残念な宿になるかもしれないけど。
23時頃に駅から帰ってきても、不安を感じたことは一度もなかったなー。
(治安がよい、とまで言い切れるほどには滞在していないのですが)
駅からの道は明るいし、お店が多いから、その点も安心だったな。
何よりバスタブがあるのが嬉しいし、お湯も温かい(熱めのお湯も)出るのが有り難い。
電気ポットがあったのも(当たり前かもしれないけど)助かりました。
あ、冷蔵庫はない。
でも、これも不満はない。
私が冷蔵庫(というか冷凍庫)を使うのは、買ってきたアイスを冷やすためなので。
そして、ロンドンのアイスは・・・ちょっとお高かったのでした。


以上、ホテルについてと、旅行1日目の記録でした。