「舟を編む」
「舟を編む」
三浦しおん著
確か、本屋大賞に選ばれた作品。
映画にもなりました。
でも、実際に読んでみると…。
これ、どんな映画になったんだろう?と思います。
お話は、『大渡海』という辞書を編纂するお話。
中心となって編纂に携わる学者さんと、その人と一緒に辞書を作り上げようとしてきた編集者さん。
でも、編集者さんは、定年間近で、後を託す人を捜していた。
そこで、登場するのが主人公なんですが…。
読み終わって、主人公は「辞書」だったんじゃないかなと思ってしまいました。
もちろん、そこに関わる人々の思いもあたたかくてよいのですが。
しかし、これ、本当にどんな風に映画化されたんでしょう?
本の中に流れるたゆたう時間。
そんなのも、うまく映画になっているのかな?