「アイーダ」

††キャスト††
アイーダ 雅原慶
アムネリス 光川愛
ラダメス 阿久津陽一郎
メレブ 吉賀陶馬ワイス
ゾーザー 飯野おさみ
アモナスロ 川原洋一郎
ファラオ 維田修二
ネヘブカ 勝間千明

男性アンサンブル
田井啓/水原俊/清川晶/品川芳晃/中村巌/桧山憲/川村英/影山徹

女性アンサンブル
西村麗子/須田綾乃/恒川愛/小島光葉/花田菜美子/濱田恵里子/川井美奈子




前回の観劇とは、ラダメス、アムネリス、メレブ、ファラオが変更です。
アンサンブルさんも、女性がちょっと変更。
前回、見分けられるようになったと喜んでた岡本さんが西村さんに変わっていらっしゃいました。
他にも、駅田さん、井上さんが抜けられ、須田さん、小島さんがお入りに。
ただ、こちらは、劇中では気づかず、あとからキャスト表で確認した次第です。


■ラダメス
変わった人たちの中で、一番、印象的だったのは、今回もラダメス(笑)
役者さんが変わっても、注目キャラは変わりません。

名古屋アイーダでは、ずっと田邊さんのラダメスで、役作りも面白くて、実は、変更になったのが少し残念でした。
阿久津さんのラダメスも大好きですが、だいたい予測つくし…なんて思ってました。

でも、違った。
やっぱり、阿久津さんの存在感はさすが!

そして、歌がまた良くなってました。
高音は今までと変わらない感じですが、中低音が、響きが深くなっていて余韻がありました。
もちろん、高音がすんなり出るのもいい。

そしてそして、今回ちょっとお痩せになった?
2階席やったからかもしれませんが、若々しく感じました。
だぼっとした衣装の時はわかりませんが、軍服系のピシッした衣装だと背中のラインが格好良い!
脱ぐと更に、背中が素敵vv
首から肩にかけての筋肉、肩甲骨まわりの筋肉、美しすぎる。
私、どちらかというと華奢な方が好きなんですが、あの筋肉の美しさには脱帽です。
とにかく綺麗なので、是非一度ご覧頂きたいです。

あと、アムネリスに優しかったのが、嬉しかったです。
作戦室で、アムネリスがいるのに気がついたときは、ゾーザーにはいらっとしていたようですが、アムネには驚いているだけ。
「淋しいの…」に対して、申し訳ないという素振りも見せるし、「話の種にはなるでしょう」もいいこと思いついたという表情で優しげなんです。
その後の「話題にも…」と言われたときは、失言だったと反省しているし。
アイーダのことが好きではあるけれども、アムネリスに対してもちゃんと誠実に接していて、「大切な人」というのが納得できました。

「大切な人」のついでに。
この台詞の前の、「アイーダは素晴らしい」も、自省的で、「僕は変わった」だから、アムネリスの言うように何も知らなかったと言うことは「できない」のだと感じました。

アムネリス絡みで、もうひとつ。
寝室での、「アムネリス?僕たちは、もう9年も婚約をしているんだ」が、「アムネリスぅ〜」とちょっと語尾が粘っていて笑えました。
そして、アムネリスに責められたあとは、「愛しい人の名を呼んでいるの!」の途中で一礼し、アムネリスが言い切る前に一歩踏み出していました。
前後しましたが、そのへんの役作りもよかったです。


アイーダ
2階席から見て、今更気がついたこと。
アイーダって、基本、下から睨め付けるような視線で、だからいつも不機嫌に見えるんだ。
素顔の雅原さんはかわいいのに、なんで、アイーダメイクだとあんなに怖いんだろう…。
そして、この日は、「ローブのダンス」のラストは上げず。


■アムネリス
アイーダに「あなたは彼を愛しているもの」と言われた後、席に着くまでに一度涙を拭っていらっしゃいました。
ラダメスの覚悟と、アイーダの嘆願とで、アムネリスがひとつ成長するのがみえるシーンになっていました。


■メレブ
ところどころで、高音が厳しそうでした。
ワイスさんって、歌の人だと思っていたので、あれ?という感じ。
あと、ちょっと身体が固いのかなあ。
「ローブのダンス」でそんな印象を受けました。

少年メレブではなくて、青年メレブという感じ。
でも、アイーダ様大好き!なのは見て取れたましたw


■ゾーザー
ラダメスに突き飛ばされるところは、ちょっと手加減されてる感じでした。
でも、二人の言い争いが激しくて良いな。
そして、何より、いつ見ても格好良いですw

あ、阿久津さんとの「あのじゃじゃ馬がこんなに美しくなるのなら…」「まだ間に合いますよ」は、笑いをとってました。
あの、適当な感じで言い捨てる「まだ間に合いますよ」結構好きです。


■アンサンブルさん
西村さんだと思うんですが、額に刺青+紐飾りのヌビア女性、紐がなかったです。
て、それだけですが。

ゲバイヤで、ネヘブカが飛び出していったとき、アイーダ、叫んでいました。
田井さん、ちょっと口をふさぐのが遅れたか!
でも、エジプト兵に気がつかれなくてよかったねw

2階から見ると、ゾーザー軍団の格好良さが、際だちます。
1階だと一人ひとりが格好いい!と思うのですが、2階だと全体像としての格好良さが堪能できます。
ゾーザーも含めて、「ピラミッドを建てよう」は本当に格好良い群舞です。



この日は、帰りに「スカーレット・ホルス」を買って帰りました。
中にはピスタチオのクリームと、甘酸っぱいソース。
わっかのチョコレートはビターで、とっても美味しいvv



ホントは、劇場で食べて帰るつもりだったんですが、販売されていなくて(以前はあったように思ったのに)、お店で購入。
次は、最初からお店で食べて、観劇して、帰りにヌビアロール買って帰ろうと決心しました(笑)



あと、この日は「SONG&AIDA」のイベント実施日でしたが、そちらについては後日。