大阪公演千穐楽。
座席は3階席の、下手寄り。
全体を見渡せて、いい感じでした。
オケピがちょっと見えにくいのと、客席にザザが下りると見えなくなるのが残念でしたけど。
前日は2列目でしたので、遠慮したオペラグラスもガッツリ使えましたので、「マスカラ」でのお化粧シーンをじっくり見られて良かったです。
あと、前日は見落としていた、ザザのカツラ飾りもしっかり見られました。
ど真ん中に「ビリケンさん」が鎮座していて、簪のように通天閣が飾り付けられていました。
これが「こんなカツラつけたら、何だってできちゃうわ〜vv」なカツラだったんですね。
前日見落としていたのが口惜しいです(笑)
それから、ダンドン夫人のパンツ。
前日は、タワーの様なものが見えた(通天閣?)けど、確認まではできず。
この日はしっかりオペラグラスで…。
真っ赤なパンツに「大入」の文字でした。
いやあ、皆様仕込んではりますねw
舞台自体の感想は、前日と変わらず。
ほんと、全然、パワーも落ちない!
惜しかったのは、ハンナの鞭が、いい音でならなかった場面が一箇所だけあったこと。
それ以外は、完璧だったのではないかと。
そうそう、ザザがシャンパンをオケピの人に渡すところでは、ちょっとおでこに光沢のある方でしたので、「ライト、ありがとvv」と話しかけてるのが面白かったです。
この方の光沢、1階席からだと見えなかったので。
3年前の公演と比べて、ジャンミッシェルとアンヌが変わったけれど、ほとんど違いを見つけられない。
そのまんまのアルバンとジョルジュで、素敵でした。
でも、違いを敢えて言うならば…。
カジェルがちょっと迫力が落ちたかも?
フランシスは前回はもっと凄かったような?
ジャンミッシェルの性格がよくなったかも?
アンヌの登場が妖精みたいに軽やかでこれは絶対よい!
「ありのままの私」で大泣きはしなかったかな。
と、いう所。
ジャンミッシェルについて言うと、前任の山崎さんは、本当に自分勝手で、いらいらさせられたんです。
私はジョルジュじゃないから、我が侭な彼に、それでも愛しい〜とは思えなくて。
アルバンのことをそんな簡単に切り捨てるなんて、何様!と怒ってたな。
(だからこそ、ラストですっきりするんですけどねw)
でも、今回は、そこまでジャンミッシェルを嫌いにはなれなかったな。
原田さんだったから、という先入観もあるのかもしれませんけど。
アンヌに関しては、ええ、もう最高に良かったです。
ジャンミッシェルの空想に現れるアンヌは、重力を感じさせないような軽やかなステップで、本当に夢の中の少女。
プログラムの写真を見て、ちょっとびっくりでしたけど、舞台メイクは宝塚風で、とっても可愛かったし。
(ヅカメイクが苦手な方だとダメかも知れないけど、ちょっと異質なかわいらしさで、ジャンミッシェルにとって特別になるのが自然に感じられて良かったです)
「フィナーレ」の衣装は、ちょっと似合わないかも…と感じさせるくらいに、お嬢様らしくて、本当に清楚という言葉がぴったりでした。
「ありのままの私」
これは、初めて聞いたときに大泣きして、その後、見るたびに大泣きしてしまった曲(場面)。
今回も、胸を締め付けられるような感じはあったんですが、大泣きには至らなかったです。
一つは自分自身の状況もあるでしょう。
あと、座席の関係もあるかも。
今回は、去っていくザザを最後まで見ていられない席だったので。
でも、改めて前回公演のCDを聞いても、やっぱり泣けるので、何かがちょっと変わったのかもしれないな、と思いました。
今、CDを聞き返していて思うのは、もう一度、この公演を見たい、ということ。
名古屋公演に行きたい、のではなくて。
もう一度、3年前に戻って、ドラマシティでザザやジョルジュに会いたい。
今の二人も大好きですが、3年前の二人に、もう一度会いたいな…とそんなことを思いました。