「アイーダ」オフステージイベント日記②

まず、昨日思い出せなかった、森さんの好きな歌について。
森さんは、「勝利目指して」の英語詞。
普段、あまり歌詞は気にしていないけど、BW盤は好きで、繰り返し聞いているとのことでした。
えー、どの歌詞が一番好きなんだろう〜、べたに「ふぉーちゅんふぇーばーざぶれーいぶっ」とかかしら、とワクワク。
そしたら、「英語ができない人なので、歌詞はわからない」のだそうでした。




ここからは、質問の続きです。


質問2
「一番自分に近かった役や、やりやすい役は?」(石倉さん)


石倉さんから、質問者さんに逆質問で、「これは、全部の役で、ですか?」
質問者さんから、「そうです」と答えられ、「幅が広がった」と、とりあえず飯野さんにふられます。


飯野さんは、ガンバ(冒険者たち)やユタが、若いときはやりやすかったかな、と。
ACLだとマイク。
でも、今は、ゾーザーを演じるのが楽しくて仕方ないそうです。
「美味しい役」と仰っていました。


ACL繋がりで、石倉さんは、「ACLではいろんな役をさせてもらったけれど、どの役をやっても、自分にこんな一面があったのか、と思わせられる」とのこと。
「ネヘブカは、アイーダの代わりに囚われるけれど、犠牲になったとは思っていない。ネヘブカをやって、自分の中にもそういう一面があることに気がついた」そうです。


飯野さんからも、演じるのは自分なので、どこかで共通点はでてきますと、説明がありました。



質問3
「緊張しないで人前で話すには?」(河野さん)


質問者さんは、会社で講義をしなくては成らないんだそうです。


河野さんは、これに対し、「あまり緊張しないので…慣れ?」と回答。
それに対して、飯野さんのフォローは「慣れというか、そこまで練習をしているからね。」
とことん練習をしているから、自信がある、ということでした。


大和さんからは、「台詞が飛んだとしても、何を伝えたいのか、ということがしっかりしていれば伝わるので、伝えたいことをひとつ決めるとよい」とアドバイス



質問4
「学芸会なども含めて、初舞台は?」(濱田さん)


濱田さんの初舞台(というか記憶にある一番古い舞台)は、幼稚園のときのジャスミン(アラジン)。
とはいえ、ジャスミンは4名いて、みんなで同じ台詞を言っていたそうです。
勿論、アラジンも4名。
田井さん(森さんかも?)から、「最近はそうらしいね」とコメント。
飯野さんからは「全員がでられるようにしているんだね」


次いで、石倉さんが田井さんに振られますが、田井さんは「……忘れた」
他の皆さんも、結構お忘れのご様子。
そこで、飯野さんが「地域の盆踊りで、ハーモニカを吹いて3位になった。賞品は西瓜3個だった」
そのあと、高1で(最初中3と一度間違われましたが)ジャニーズを結成し、初舞台。
舞台のタイトルは、忘れました。
ここで、石倉さんから、「ここから、ジャニーズが始まったんですよね。それがなければ、今の嵐もSMAPもないんですよ」
飯野さんも「そうそう、僕がいなかったら、キムタクもなかった(笑)」


この話題の最後は大村さん。やっぱり幼稚園の時に「お姫様系の役をやった」
役自体はお忘れのご様子ですが、「冠を作っていた記憶があります」だそうでした。



質問5
「好きな場面、印象に残るシーンは?」(大和さん)


大和さんの印象に残るシーンは、婚礼衣装を着せて貰っているところ。
あざみ野で何度も練習して、袖が汗で引っかかったりして大変だったそう。
本番では、汗をかかないように、しっかり汗をふき取って、気をつけていらっしゃるそうです。
帽子もかぶせて貰うので、頭がふらふらしないようにも気をつけていらっしゃるとか。
飯野さんが、「あの歌は気持ちが籠もるけど、そういうことに気をつけないといけないと、歌いにくいね」
大和さんは、観客としてみていたときからこのシーンが好きだったそうです。


河野さんは、ラダメスとアイーダを墓に押し込むところ。
悲劇のだめ押しをするのが気持ちいいらしいです。
相方の森さん(もう一人の兵士)に「そんなことを思っていたのか」と言われ、「すすり泣きとかが聞こえてくる中で、突き飛ばすのが気持ちいいw」
森さんはそのとき「河野がちゃんと足枷をはめられるか」と思っているそうです。


石倉さんは、ラダメスとアイーダが消えた後、一つの星が輝き、それが満天の星に変わっていくところに、とても長いときが流れたことが示されていて、現代に戻ると田井さんと恋人同士になっているところ、だそうです。
ネヘブカは、きっと、酷い殺され方をしただろう。大村さん、濱田さん、河野さんが、ネヘブカを悼んで激しく踊る。
そんなネヘブカも、長い時を超えて、生まれ変わって愛に包まれている…。
ディズニースタッフが、ここは唯一マジックが起こるところ、と言ったそうです。
現代からアムネリスに導かれて古代へ遡り、また現代に戻る。
アムネリスの歌を聴きながら、後ろでいつも、愛に包まれていると感じるそうです。



質問6
「今までやった役の歌や台詞など、覚えていますか?」(田井さん)


これは、急病や怪我でのキャスト変更についての質問です。
田井さんは、「一度やった役なら、2時間くらいおさらいをしたらできるよう、訓練しています」


飯野さんがもう少し具体的に説明をしてくださいました。
四季では、一つの役に数名の俳優が配役されていて、そのうちの一人に何かがあると、ところてん式にキャストが変わる。
飯野さんの持ち役に「オズの魔法使い」があるが、もし、福岡で「オズ」をしている人に何かがあったら、自分が福岡に行き、ゾーザーを持ち役にしている別の人がゾーザーをする。
結構、よくあることなので、持ち役は、いつでもできるようにしておく、とのことでした。


河野さんも、LKに行った俳優さんの代わりに急遽だったそうです。
それでも、ちょっと時間を貰えた、と仰っていました。



質問7
「嫌いなもの、苦手なもの、怖いものは?」(大村さん)


大村さんの苦手なもの(怖いもの)は「お化け屋敷」


次に振られたのは森さん。
森さんの嫌いなものは「肉」
その答えに、飯野さんから、「肉を食べないで、何を食べて、そんなに大きくなったの?」と。
普通に、「野菜とか、魚とか…」と答えている森さんがなんか可笑しかった。
そこから、何故森さんが肉を食べられなくなったのエピソードが紹介されました。


曰く。
小学2年生(だったかな)までは、普通に肉も食べていたそうです。
ただ、肉がどうやってできているかわからず、野菜のように、あの形状でなっていると思っていた。
魚は、そのものの形でもでてくるので、ある程度、わかっていた。
しかし、とさつ場で、牛やブタから肉がとられるのをみて、以来、肉を食べられなくなったとか。
カンパニーの人たちは、森さんが肉を食べられないのを知っていて、わざと「北京ダック行こう」とか誘ってくるそうです。
田井さんは、「この間、いい豚足があったから、写メを送った(笑)」と右手肘先から豚足の物まねw
「北京ダックとかもわざわざ写メを送ってくるんですよー」と森さん。
みんなに肉嫌いをいじられているようですw
この間は、ホルモンをクラゲと騙されて食べたとか。
「このクラゲ、うまいっすねー」と食べて、2時間ほどしてすっかり消化してから、「あれ、ホルモン」とばらされたそうです。
それを聞いて、飯野さんは、「食べられないわけじゃないんだ。気持ちの問題か」
とにかく、肉はダメなんですが、ただ、迷っていることがあるとか。
それは、「クジラ」は肉なのか、魚なのか。
ほ乳類だけど海にいるし…ということで、一応魚に分類してもよいか、と仰ってました。


この話題の後、飯野さんが大和さんに「大和は何が好き?」と振られました。
嫌いなものの話題だったのに、何故、好きなもの?とやや困惑気味の大和さん。
「何を食べたら、そんなに大きくなるのかと思って」と飯野さん。
成る程ね。
大和さんは嫌いなものはなし。子どもの頃は、牛乳を一日2リットルくらい飲んでいたそうです。
お父さんは大和さんと同じくらいの身長、お母さんは165cm。
大和さん自身は、178cmで森さんと同じだそうです。
ゾーザー軍団と同じって…すごいな、やはりw



質問8
「リラックスするときはどんなとき?」(森さん)


森さんのリラックスアイテムは、間接照明。
人間は、太陽にあわせて活動するとよいそうで、部屋の灯りを、眠る前には、一つずつ消していくそうです。
最後はロウソクの灯りだけにすることも。
飯野さんから、「ロウソクだったら気になって寝られないじゃない」と言われてました。
もちろん、ロウソクをつけたまま眠るわけではなく、最後の一灯をロウソクにして、眠りを誘引するということです。
故に、間接照明がリラックスアイテムというわけ。


飯野さんは、今は舞台にいるときが一番リラックスしているとのこと。
若いときは100%の力だったけど、今は15%だそうです。
ゾーザーについても、8年前にやったときより今の方が楽。
「ピラミッド」や「Like Father〜」はキーが高いですが、今は力15%で歌えるそうです。
それは、それだけ身体を作ったということと、余裕を持って演じられるようになったということと。
石倉さんから、「残りの85%は?」と聞かれて、舞台全体を余裕をもって見ているとか。


他にもリラックスについて、誰かが発言されたかもしれませんが、ちょっと忘れてしまいました。
最後の方で、ちょっと時間もなくなって、急ぎ気味でじゃんけん大会。
森さんから順に、全員とじゃんけんして、勝った人にサイン入りポスター。
はじめのじゃんけんでは、2名勝ち抜け。
次も2名勝ち抜け。
3回目、7名勝ち抜けで、うち1名落選。
そこで、お客さん同士でじゃんけんしてください、と飯野さんから結構無茶振り。
もちろん、7名だとなかなか決着尽きません。
そこで、森さんから、「あいこもありにして、もう一度やりましょう」
ここで、6名勝ち抜け。
最後の一人の人は口惜しかっただろうなあ。


以上で、イベント終了。
飯野さんから、歌おうイベントの宣伝などがちらっとありました。
その後、それぞれパイプ椅子を持って、下手袖に退場です。
パイプ椅子を持っていかれる様がまた可笑しかったです。

終了時間は、17:50。
ときどき、声が小さかったり、はつげんがちょっと偏ったりということはありましたが、楽しいイベントでした。