SOM大阪公演千穐楽！
「サウンド・オブ・ミュージック」
大阪公演千穐楽
††キャスト††
マリア 井上智恵
トラップ大佐 芝清道
修道院長 秋本知子
エルザ 西田有希
マックス 勅使瓦武志
シュミット はにべあゆみ
フランツ 青山裕次
シスター・ベルテ 久居史子
シスター・マルガレッタ 保城早耶香
シスター・ソフィア 山本志織
ロルフ 石毛翔弥
リーズル 池松日佳瑠
フリードリッヒ 大前喬一
ルイーザ 若狭和歩
クルト 佐野晶哉
ブリギッタ 海田那月
マルタ 小川ひかる
グレーテル 上山さくら
男性アンサンブル
小出敏英/柳隆幸/中橋耕平/深堀景介/藤木達彦/蛭沼建徳/新藤晃大/諏訪友靖
女性アンサンブル
長寿真世/吉田千恵/小島由実子/山本詠美子/西浦歌織/松尾千歳/小林貴美子/久保佳那子
本日の席は、下手の後方サイドブロック。
後ろにはずらりとお子さま…。
うん？この子はクルトじゃありませんか？？
開演前、わいわいと聞こえてくる話から察するに（というか察するまでもなく）後ろにいるのは、トラップ一家の子ども達！
当然ちっちゃい子もいるわけで…。
ごめん、舞台見えるやろか？
一応、クッション貰ってたみたいだけど。
ほんま、ごめん。絶対見にくいって！
よっぽど、「前来る？」って言おうかと思ったわ（＾＾；；
さて、舞台は、千穐楽とか関係なく、いつも通りの良い舞台でした。
オープニングの賛美歌では、すぐ傍にシスター・ベルテ。
久居さんの歌、素晴らしかったです。
井上さんのマリアは、大阪では初めて。
安定感があって、冒頭から素晴らしかったです。
最後だから…という思いもあったのかな（私に）。
「サウンド・オブ・ミュージック」を聞いているだけでほろりとなってしまいました。
「私のお気に入り」で歌を我慢しているところ、可愛かったです。
「自信を持って」？タイトルわからないですが…。この歌も、マリアらしく、自分を奮い立たせているのが良かったなあ。
芝さんは、優雅で貴族らしいんですが、海軍大佐って感じには見えない。（私には）
台詞もちょっと語尾が伸びたりして、イメージはフランス貴族か、イタリア貴族。
あくまでも、私のイメージなんですけど。
踵を鳴らすのも、ちょっと優雅で、動きがしなやかに感じます。
パーティでのダンスなんかは、ものすごく格好良いです。
もう、まさに貴族！
…でも、だからこそ、ちょっと大佐って感じの固さを感じないんですが。
軍人さんって、動きが切れてて、ピシッと決まるイメージなので。
そんな、ちょっと優男な雰囲気もあるトラップ大佐でした。
修道院長様は、いつ聞いても、素晴らしすぎる…。
エルザも、いつも通り格好良く。
マックスおじさんは…軽妙で、でも格好良く。
子ども達も、素晴らしくて、ああ、よい舞台でした。
子どもで言えば、勿論、クルトには今回も泣かされました。
そんな私は、クルト贔屓なのです（笑）
でも、今日はフリードリッヒも良かったです。
「グッバーイ！」が今までで一番素晴らしいフリードリッヒでした。
あ、ロルフは…。
歌に関しては、あんまり成長を感じなかったんですが…。
ダンス（というかリーズルのリフト）が綺麗だったなーと思います。
リーズルは、身長もフリードリッヒよりちょっと高いだけで、まだまだ子どもに見えました。
シスターのコーラスも素晴らしかったです。
オープニング、マリアの結婚式、ラスト。
ここだけ聴きに行っても後悔はないです。
本当に良かった！
芝さんから、千穐楽のご挨拶があって、カーテンコール。
千穐楽特別カーテンコールは、「エーデルワイス」
芝さんから、井上さん、そして子ども達。
更に、全員のコーラスでした。
その後、勅使瓦さんが胸元からメモを取り出し、子役さん達の卒業を紹介。
最後は「さよならまたね」のパーティバージョン。
違っていたのは、リーズルの「試してみたいわシャンペン」を全員で歌って、おとなたち全員から「ダメ」。
リーズルだけは卒業じゃないからね。
最後は、みんなが階段を上っていって、終了でした。
そのあとは、普通のカテコが何度もあって。
最後の最後に、芝さんがポケットから笛を取り出し、笛に合わせて皆さん退場。
こういうバージョンもあったんだ！
（そこまで長いカテコは初めてだったので…）
とっても楽しく見終わりました。
余談ですが…。
最後のカテコ、やっぱりスタンディングしたいじゃないですか？
ので、立ったんですけど…。
後ろの子役さん達「見えなーい」
…うん、そうやろな。大人が前で立ったら、絶対見えないって。
でも、ごめん、立ちたいねん！あんまり意味無いけど、ちょっとだけ膝屈めて、これで勘弁してー！
…絶対見えなかったやろけども。
も一つ、余談。
カテコの時の芝さんは、井上さんを「キラキラ〜」としたり、お茶目でした。
井上さんは袖に入る前にぴょんぴょん跳んで手を振ったり可愛かったです。
