「ロスト・シンボル」

「ロスト・シンボル」
ダン・ブラウン著。

「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチ・コード」に続く、ラングドン教授が主人公のシリーズ。
今回の舞台は、ワシントンDCです。

ワシントンDCが建設されたときに、様々な意味を込めたものが建造されて、今もそこにあるそうです。
そういったものを取り混ぜながら、フリーメイソンの至高の教えが秘された黄金のピラミッドの暗号を解いていく、というお話。

中に、ちらっと前回に読んだ「パズル・パレス」をパロったような記述もあったり。
訳者あとがきで確認すると、意識して書かれたらしいですが。

お話自体、スピード感もあって、どうなるのか?とハラハラドキドキでした。
ラストシーンは綺麗でした。

あと、このお話を読んで以降、ワシントンDCの画像が出るたび、オベリスクがしっかり映っているのを確認するようになりました。
ニュースなどのバックに、映りこんでいます。
これが、世界で一番高い、オベリスクなんだなー。
ワシントンDCでは、このオベリスク以上の建造物の建設は禁止されているそうです。
そして、とっても高いためてっぺんには、飛行機に報せるための灯りがついているのが、綺麗です。

これも、映画になるのかな?
今までアメリカに行きたいと思ったことはなかったんですが、初めて行ってみたいなーと思いました。
ラングドン・シリーズは、下手なガイドブックより旅行意欲をかきたてます。
そういう意味で、お話だけでなく、面白い本だなと思います(^^)