歌劇「アイーダ」ハイライト

昨日のNHK教育で放映。
オペラの「アイーダ」の演奏会バージョンのハイライトです。

オペラのアイーダはストーリーは知ってるけど、聞くのは初めてでした。

演奏は、N響
コーラスは二期会

アイーダ、ラダメス、アムネリス、エジプト王、神官ランフィス、アモナズロ王がそれぞれソリストさん。

初めはラダメスのソロからでした。
見た目は、ゲオルグ(春のめざめよりw)
眼鏡もかけてるから、ホントにゲオルグによく似ていました。
声はさすがに、朗々と。
イメージは、ディズニーのラダメスより、東宝版のラダメス。
素直でまっすぐな青年って感じです。

アムネリスも東宝版かな。
気の強いお姫様って感じ。
声もまっすぐぱーんと広がる感じで、格好いいです。
力強いソプラノ。

エジプト王は、バス? バリトン
個人的には、一番、歌がお上手だと思いました。
ややおじさまですが、見た目も一番格好良かったvv
若干、髪の毛が後退していましたが、それすら格好いいと感じさせるvv

神官ランフィスと、アモナズロ王については、余り印象無し。
声は、バリトンかなーって感じだけど、エジプト王の声と比べるといまいち…。
…エジプト王が格好良すぎるんだけど。

で、アイーダですが。
見事にイメージが違ってました。
ハイライトだし、歌だけだし、オペラ本来のアイーダとは違うかもですが。
なんというか、たおやかなお姫様でした。
ラダメスは、彼女を女神と称えますが…。
女神は女神でも、アフロディテとか春の女神フローラとか…。
そんな、優しげで儚げな女神。
ディズニー版や東宝版のような、強い女性の姿はありません。
このアイーダなら、アムネにいじめられたりするの、わかるなー。
ラダメスが、「彼女が無事でさえいれば、それでいい」とかいうのもわかる。
ものすごく庇護欲に駆られる女性って感じなので。
ミュージカル版のアイーダは、ディズニー版も東宝版も、守られるなんてまっぴら御免!って感じですよねw
そこが好きなんだけど。
でも、この弱々しいアイーダなら、オペラ版のストーリーも納得なのでした。

クラシックは途中で気持ちよく寝てしまうから苦手だけど、オペラ「アイーダ」、一度くらい見に行ってみたいかな。
別の世界観が味わえて、面白そうな予感です。
そして、ハイライトだけど、音楽はやっぱり素晴らしかったです。
(ただ、素晴らしい音楽であればあるほど、寝てしまうから…見に行くのはちょっと不安)