「ファントム」DVD鑑賞

ミュージカル好きな先輩とお話をしていたら、宝塚版の「ファントム」DVDをお持ちだとわかり、貸していただきました。
宝塚の「ファントム」は、コピット版。

宝塚初演の、宙組公演のものです。
さすがに…美しかったですよw

††主なキャスト††

ファントム 和央ようか
クリスティーヌ・ダーエ 花總まり
ジェラルド・キャリエール 樹里咲穂
フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵 安蘭けい
アラン・ショレ 鈴鹿
カルロッタ 出雲綾
マダム・ドリーヌ 貴柳みどり
メグ・ドリーヌ 花影アリス



一応、主要キャストとしてDVDで紹介されている人の中から、ロイド=ウェバー版とかぶる人だけ書き出してみました。
メグは、ほとんど活躍していないんですが、まあ、配役があるしー。
(だから、ホントは主要キャストじゃないですがw)

ジェラルドは、オペラ座の前支配人。
アラン・ショレは、オペラ座の新支配人です。



ファントムはホントに若かったー。
大沢たかおさんのファントムより更に若くて、純粋な感じ。
クリスティーヌを守ろうと必死なファントム、性急な若者らしさが出ててよかったです。

クリスティーヌは、四季と同じ名前なんだわーと思った。
大沢さんの「ファントム」では、クリスティン・ダエーで微妙に変えてたけど。

地下室の蝋燭の揺らめきや、船、カルロッタの前に現れるときのファントムの衣装など、四季を意識している?って感じのところもありました。
特に、真っ赤なファントムの衣装は、マスカレードの時の衣装のようで。
わざとじゃないんでしょうが…そして、意識して変えるのもという考えかもしれませんが。
似ている…と感じさせないようにした方がいいな。
大沢さんの「ファントム」では、ロイド=ウェバー版を彷彿させるものがなく、すっきり別のお話として楽しめましたから。

クリスティーヌは、天使の歌声というには、ちょっと?に感じましたが、すっごい綺麗でした。
さすが、容姿端麗が受験資格にある学校だよー。
純粋で、真っ白で、ファントムを慕う姿はよかったです。

そして、全体としてさすが宝塚。
トートダンサーならぬ、ファントムダンサーのような人たちがいたり、群舞のアンサンブルさんの数が半端ない!
大階段も豪華ー。

ファントムも、仮面を外したって、綺麗です。
さすが、容姿端麗…w

しかし、私が一番のキャストだと思ったのは。
出雲綾さんのカルロッタ!
わざと音を外したり、わざとキンキン声にしたり。
していても、きっと一番歌がお上手だわー。
音大出身者じゃないから、無理かも知れないし。
何より、東宝系だから無理だろうけど。
ロイド=ウェバー版のカルロッタ、やってくれないかなあ。