ねこの事務所

先日、職場で宮沢賢治の話をしていました。
きっかけは「銀河鉄道の夜」だったんですが、途中から、「あの作品もいいねぇ」「いやいや、やはりこちらが…」と盛り上がりました。
そんな中で出てきたのが「ねこの事務所」です。

このお話は、私は知らなくて、あらすじを教えて貰いました。
そして、今日、無性に本が読みたくなって、図書館に寄ったついでに、宮沢賢治全集からこのお話が乗っている本を探して借りてきました。

お話自体は、教えて貰ったあらすじそのままでしたが、切なくて、可哀想なお話でした。


そして、もう一つ、心惹かれたのが、同じ本に所収されていた「十力の金剛石」というお話です。
最後に心が洗われるような、幸せを補充されるような、何とも言えないみずみずしい気持ちになりました。

王子様が大臣の息子と宝石を探しに行くお話です。
最後に見つけた宝石の美しさに心がほっこりしました。


ちょっと、心がすさんでいたので、よい休養になったような記がします(^^)