そろばんの日

8月8日は、「そろばんの日」です。
「パチパチ」とそろばんをはじく音から、「そろばんの日」となった…と小学生の頃、教えて貰いました。
だからなんだと言われたら困ります。
ただ、それだけの話。


最近、やたらと眠くて、PCに電源を入れる間もなく爆睡ということがよくありました。
観劇日記がたまっていたので、その他のネタを書くヒマがなく、自分で見返してみて、つまらん日記になっとります(^^;;


仕事は、今は忙しい時期ではないため、まったりしているんですが、やたら本を読まないといけないため、疲れます。
熟読ではなく、本当に斜め読み。
本当に読みたいから読んでいる本ではないため、時々、「うをー、本を読みたいんやー」と小説に走ったりしてます。




そんな中で、最近読んだ(読みたくて読んだ)本。



プリンセス・トヨトミ
万城目さんの本。
映画になったのもあって、読んでみました。
面白かったけど、映画も見てみたいなーと思いました。



「ばんば憑き」
「ぼんくら」
「日暮らし」

宮部さんの本。
最初、「ばんば憑き」を借りました。
「ばんば憑き」はこれまでの小説で登場した人たちに関わる話もあったりして、ついつい、以前読んだ「ぼんくら」「日暮らし」にも手が手でしまいました。
宮部さんのお話は、時代物の方が好きかも…と最近思うようになってきました。



「人質達の朗読会」
小川さんの本。
これは、設定もすごかった。
テロリストに誘拐された人たちが、それぞれ自分の人生のある瞬間を切り取って朗読するお話。
あ、誘拐についてのお話は、前後に少しあるだけで、主体は、人質になった人たちの語るお話。
少しずつ語り口の違う、短編集のような作品です。



「キケン」
「ストーリー・セラー」

有川さんの本。
「キケン」は理系大学のあるサークルが舞台になったお話。
テンポよく、読みながら声を出して笑いそうになりました。
最後はちょっとしんみりもさせる、男の子の友情(と簡単に片づけていいのか?)物語。
「ストーリー・セラー」は、女性作家とその夫の物語。
中編2作で成り立っています。
一つ目のお話は、女性作家が重い病におかされるなか、最高の読者である夫のために物語を紡ぎ続けるお話。
二つ目のお話は、夫の方が病に倒れ、その運命を覆すために、必死に物語を紡ぐお話。(逆夢のように)
あとがきも含め、切なく、重い。



「ナニワ・モンスター」
海堂さんの本。
彦根が主人公…でいいんだよね?
現実にあったことに触発されて物語にしている感じかな。
ちょっと、政治色が強く感じられて、物語としては…な感じ。
鳥インフルエンザの初期の頃(学校休校とか空港検疫とか)をモデルにした感じの「キャメル・インフルエンザ」のパンデミックと、大阪府知事をモデルにしたお話のミックス。
彦根を見ていると、白鳥が普通の人に見えるからすごいわ。



星守る犬
これは、漫画。
図書館でたまたま見つけて、そのまま読んでたら、あやうく泣かされそうになって焦りました。
西田さん主演の映画原作本。
主人公の「お父さん」の台詞、すんなり西田さんの声に置き換えられて、違和感ないというか、イメージが膨らみすぎた。
調べてみたら、映画上映はもう終わっていたので、DVDになるかTV放映かを待って、こっそり一人で見よう。
絶対、号泣すると思うから。