「みとりねこ」
『みとりねこ』
有川ひろさん著。
Twitterでサイン本が出ると拝見し、その後、タイトル画像から「旅猫リポート」外伝が2編収録されていることも知り、購入を決意です。
「旅猫リポート」が好きなので、これは単行本で手元に置きたくなって、どうせ買うならサイン本がいいなあと思い、近場の本屋さんを数軒めぐりました。
そこそこ大きめの本屋も回りましたが、見つからない。
Twitterで検索して、ようやくサイン本を置いている店舗を発見して向かいましたが、その日は全国的に大雨だった15日。
たどり着いた本屋は臨時休業。
そこで、翌16日に再度訪問し、ようやくゲット。
そして、今週末になって、ようやくじっくり読む時間ができました。
まず、1本目の「ハチジカン」。
こちらは、『旅猫リポート』の外伝です。
タイトルから推測するに、「ハチ」(『旅猫リポート』の主人公・サトルの最初のネコ)のお話かな、とあたりをつけて読み始め。
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サトルと別れてからのハチがどんなふうに時間を過ごしたのか、ハチがどんなネコだったのか。
読んでいる途中から、泣けて泣けて。
ハチとサトルは、会えないままだったけれど、ハチが幸せな猫でよかったなあ。
でも、会わせてあげたかったなあ。
このお話を読み終わって、さあ次のお話を読もう!とは思えず。
ハチのことをじっくりかみしめる時間が必要でした。
このお話を読めただけでも、この本を買った意味がある。
もし、図書館で借りて読んでいてもきっと手元に置きたいとなっていただろうし、それならサイン本であるほうがちょっとうれしいし。
無駄足も踏んでしまったけど、探して買って、よかったなあと思います。
「ハチジカン」を読んだのは、昨日で、今日になってもう一回読んで。
また泣いてしまって、落ち着いてから、2本目をようやく読むことができました。
そして。
3本目のお話は、明日以降です。
2本目のお話も『旅猫リポート』の外伝。
今日は、このお話をかみしめて、一つずつ、ゆっくりじっくり読んでいきたいと思います。