「リトルマーメイド」(2021/2/14マチネ)

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リトルマーメイド

 

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リトルマーメイド2020/2/14マチネ キャスト

リトルマーメイド 大阪
2021年2月14日(昼)公演  大阪四季劇場

 アリエル 松元恵美
 エリック 大木智貴
 アースラ 原田真理
 トリトン 芝 清道
 セバスチャン 有賀光一
 スカットル 堀米 聰
 グリムスビー 岡﨑克哉
 フランダー 平田了祐
 フロットサム 寺尾聡馬
 ジェットサム 岸 佳宏
 シェフ・ルイ/リーワード 杉浦 洸

【男性アンサンブル】
 高橋航大
 成田蔵人
 権頭雄太朗
 田井 啓
 狩野勇人
 田口 暉

【女性アンサンブル】
 髙岡育衣
 高木千晶
 三井莉穂
 時枝里好
 町島智子
 立川真
 長橋礼佳

 

 

今週から有賀光一さんがセバスチャンにキャスティングされたので、久々の大阪へ行ってきました。

昨年も、一昨年も、バレンタインチョコレートを持っていっていたのですが、今年はコロナのため、お手紙・差し入れとも禁止とのことで、残念。

でも、お姿だけは、拝見したいと、行ってきた次第です。

 

大阪では、有賀さんのセバスチャンは初めてでは?

「キッス・ザ・ガール」は安定のかっこよさです。

「アンダー・ザ・シー」もかわいいです。

でも、やっぱりアリエル、エリック、トリトン王との四重唱が好きです。

 

今回の席は、前方下手ブロック。

とても見やすくてよいお席でした。

 

いつも通り、有賀さんをガン見する!と決めていきましたが、スカットルたちのタップシーンはついついそちらに目が行ってしまいました。

 

今回、心に残ったのは、グリムスビートリトン王。

・・・つまり、お父さんポジションのお二人ですね。

これは、私が年を取ったってことですよね・・・。

(いや、今更ですけどもw)

 

エリックが海に落ちた時、海岸でエリックを見つけた時。

どちらも、グリムの心情がよく伝わってきて、胸が詰まりました。

 

あとは、ラストの「むしろ彼女はロイヤルファミリーじゃないですか」

なんだろうな、これまでだと、どこの馬の骨とまではいかないまでも、アリエルとエリックの結婚は「かなわない夢」で、身分違いだと思っていたグリムが、トリトン王の娘であれば問題なし!とそんな感じの台詞に思えたのです。

ちょっと上から目線?

エリックにふさわしいご身分です、的な。

 

が、今回は、「ロイヤルファミリー」というのが、格上の王家というニュアンスに聞こえ。

「何か問題でも?」というエリックの問いに、「そのようなご身分の姫君がうちのエリックのお后に?」という驚きを含む感じ。少し呆然といった感じもしました。

 

そんあグリムを、まあまあという感じで落ち着かせているセバスチャン、という風にみえるシーンもあって、楽しかったです。

 

 

トリトン王については、まず低音部が素敵で。

怒るシーンはいい感じで怖い。

でも、すぐに「厳しすぎたか?」と反省してしまうので、優しすぎるなあと思います。

そんな感じで、最後まで、特に思い入れ深くなく、拝見していたのですが。

最後にアリエルに「本当は行かせたくない。」と海の王ではなく一人の父親として語るセリフが、どれも「父親」の娘への愛であふれていて、心を打たれました。

 

 

アリエルは、とてもきれいでした。

今までは、きれいだけど、かわいい、という面が強かったのですが、今回は、きれい。

セバスチャンから、キスしてもらうためのレッスンを受けるところも、ちゃんとしたレッスンに見える。

 

エリックは、船から降りたときに、思ったより背が低いなあと感じました。

なんとなく、もっと背が高いように思えたので。

別にすごく背が低いとかそういうわけではないのですが、なんとなくもっと長身だと思えたのでした。

 

お姉さんズとフランダーのシーンは楽しくて大好き。

あと、やっぱりアリエルが歌ではなくダンスで語るところは好きです。

アースラとウミヘビの歌もすきですし、アリエルがお風呂に入っているところの歌は耳にこびりつきます。

 

そんなわけで、楽しいバレンタインデーでした。

しかし、久しぶりに大阪まで行ったので、ちょっと疲れました。