「リトルマーメイド」(2020/2/11マチネ)

リトルマーメイド 大阪
2020年2月11日(昼)公演  大阪四季劇場

 

アリエル   若奈まりえ
エリック   上川一哉
アースラ   原田真理
トリトン   金本和起
セバスチャン 赤間清人
スカットル  丹下博喜
グリムスビー 岡﨑克哉
フランダー  平田了祐
フロットサム 有賀光一
ジェットサム 岸 佳宏
シェフ・ルイ/リーワード 林 和男

【男性アンサンブル】
 高橋航大
 名児耶 洋
 菱山亮祐
 佐瀨龍城
 光田健一
 貞松 響

【女性アンサンブル】
 髙岡育衣
 高木千晶
 柏谷巴絵
 時枝里好
 吉良淑乃
 高瀬 悠
 黒田果穂

 

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リトルマーメイド2020/2/11マチネ

 

今年初めての、有賀さん詣でです。

ここ数年、この時期に「リトルマーメイド」に行っている気がします。

若奈さんのアリエルは初めてかな?

1幕は、声を張り上げるところがちょっとキンキンしてた気がします。

「澄んだ声、透明な声」という感じには聞こえなくて、1幕はちょっと感情移入しにくかったです。

2幕からは、一気に引き込まれましたが。

黙っていたらお人形みたいなのに、くるくる表情が変わって、「陸に上がった魚」というより「水を得た魚」。

エリックとのダンスは、二人の距離が一気に近づくのが表現されていて、よかったな。

トリトン王との和解も、わがまま娘から、一人の女性に成長した感があって、よかったです。

 

上川さんのエリックは、相変わらずノーブルだなあ!

初演のエリックのはずだから、年齢を重ねていらっしゃるはずなのに。

21歳の誕生日、いけてます。

童顔だからというのもあるのでしょうが、お若いプリンスというのが全然不自然でない!

しかし、歌声には、深みが加わったように思えて、え、こんなに歌、上手だった?と思ってしまいました。(失礼な奴ですみません)

 

赤間さんのセバスチャンは初めて。

ちょっと、おなかぽっこりなセバスチャン。

そこが、かわいいw

なんか、全体的に、かわいい中年のおじさん、ですね。

かっこよさが微塵もなくて、愛すべきセバスチャンです。

飯野さんに感じた、本当はもっとかっこいいのに、いいの?そんなキャラで!とか、

有賀さんに感じた、いや、そこ、そこまでかっこよくしちゃっていいの?とか、

そういったことを全く感じさせない、めちゃめちゃかわいいおっちゃんw

荒川さんのセバスチャンも、かっこよさとかあんまりなくて、楽しいセバスチャンだったけど、それとも違う。

なんて言っていいのかわからないけど、このセバスチャン、自然だ!と思いました。

見ている私に、赤間さんへの先入観がないからかな?

なんか、好きですw

(うまく言えない)

 

平子さんのフランダーも初めて。

かわいかったけど、お姉さんズと歌うところ、ちょっと負けていたので、頑張ってほしいです。

 

そのほか、安定のコーラスのすばらしさ。

やっぱり質が高いなー。

アースラおば様、トリトン王、みんなよかったです。

 

フロットサムは、いつもこんなだっけ?というくらいに、光具合が弱めでした。

歌は、安定です。

岸さんのジェットサムは、初めて。

いつものジェットサムは、ちょっとお馬鹿さんな感じがあるのですが、岸さんのジェットサムはそうでもなかったかなあ。

でも、お二人のデュエットは素敵でしたよー。

 

そんなわけで、今年の有賀さん詣では無事終了です。

フロットサムは、スポットライトが当たらないから、お顔があまり拝見できないのがつらいです。

次は、「パリのアメリカ人」とのセットで、直筆メッセージがもらえるという5、6月の平日公演狙いでしょうか。(しっかり乗せられている感ありですが)

そのころにも、有賀さんが出演されていて、有賀さんの直筆メッセージが当たる可能性があるといいな、などとおもうのでしたw